みなさまごきげんよう! はじめまして!
新任 1年担任のKです。
9月は暑かったですね~。 今月のはじめ、体育で江戸川の土手に行って来ました!
体育が気持ちよく出来るのが取手の良いところです♪
今日は<授業紹介>ということで 国語の授業での1コマについて書きたいと思います。
今、1年生の国語は「鍋洗いの日々」という作品を学んでいます。
主人公の<私>がホテルの厨房に配属されて、厳しい上下関係や新しい人間関係に翻弄されつつも、自分の道を見つけていくという話です。
のちにムッシュの愛称で親しまれた 村上信夫さんの随筆です。
(日本にフランス料理を広めた方です)
「洗い場から調理場に行くには腕を上げるしかないのだが、皿洗いのときでも残ったソースを舐めようとするとゲンコツが飛んできた。置いてある料理を見ようとすると追っ払われた。」
「やがて、せっけんや水や塩が混じっていない鍋が回ってくることが次第に増えてきた。お前には料理人の心が分かっている、とボソッと褒めてくれる親方もいた。(中略)
次々に出てくる雑用を汗だくでこなしていたが、すぐ横では名人たちが腕を振るっている。「手伝え」は「よく見ていろ」という意味だ。」
ここに1つのテーマがあります。
「下積みは必要か否か」です!
主人公の村上さんは初心者ではなかった。むしろ、ある程度、腕に覚えはあったのだ。
それが1流ホテル、まして帝国ホテルとなると、まず皿洗いからのスタート。
帝国ホテルの言葉では「鍋磨き」「鍋屋」、その葛藤と戦っていく……。
これをお読みの(あなた)は どう思いますか?
特に寿司の世界では「飯炊き3年、握り8年」なんて言いますよね(;^_^A
生徒たちに意見を聞くと、活発に意見を教えてくれました!
( 下積み OK 派 )
・自分のお店をオープンしたときに、下積みの経験は必ず活きる
・1流の人の情熱や雰囲気は 動画や独学では学べない
( 下積み 長い 派)
・下積みは大切だが10年は長い。1日でも早くデビューしたほうが経験積める。
・誰のための料理か? チェーン店のように<同じ味>を求められる厨房もある
私が思わず、唸ってしまったのは
「それぞれの新人に本人に必要な課題を与えて、その出来を1流のチェフがアドバイスすればいい」
という意見。
……すごくないですか!? 高校1年生が大人顔負けの意見を聞かせてくれる。
授業をしていて、あるいはこの仕事をしていて、「よかったなぁ」と思う瞬間です。
ちなみに帝国ホテルには代々、料理長にしか持てない<包丁>があり、料理長が交代する度に、その包丁を受け継いでいくそうです。
思いの詰まった重い包丁。
いやぁ、深い。深すぎる。
昭和、平成、令和。
時代は進んでいきますが、今を生きる生徒たちの意見が、どれも素敵で面白かったです。
これからもみなさんの意見を聞けること、楽しみにしていますね!♪
=====================
成美学園 高等部
秋の 学校説明会 が9月から開催!
ご予約はコチラから
(ご希望校舎へ直接のお電話☎️でも受け付けております)
↓↓↓
成美学園 高等部は随時 個別面談 実施中!!
個別面談の予約はコチラから
(ご希望校舎へ直接のお電話☎️でも受け付けております)
↓↓↓
成美学園のYouTubeチャンネル毎日更新中♪
その名も 成美学園ちゃんねる
学園の様々なスタッフが登場し学園の情報を動画で提供しています♪
是非チャンネル登録お願いします^ - ^
↓↓↓
成美学園グループはどんな通信制高校?
HPはコチラ
↓↓↓
様々なSNSで成美学園グループの活動を随時更新中!!
公式X(旧:Twitter)はコチラ
↓↓↓
公式Instagramはコチラ
↓↓↓
公式TikTokはこちら
↓↓↓