今書いている詩(1275)「ムクムク」
清水太郎
青空の隙間に
ムクムクと
成長する
入道雲
「あれが もっと大きくなって
雷さまが鳴る 雨が降る」と
はると君に囁く
「やっつけてやる」
「そうか じぃ~ちゃん
傍にいるよ」
人生の真夏で
欲望も
ムクムクと
膨らんだなぁ~
消えたなぁ~
入道雲が
孫たちも
じぃ~ちゃんと
同じ道を
辿るか?
祈りは
過ちを
繰り返さないために
ある?
欲望こそが
人生の道標?