おーい 雲くんよぅ~
キミはいいなぁ~
自由に流れて
何処までも行けるじゃないかぁ~
たろうさん わたしは近づくと
ないもない 氷の粒です
あなたたちの 希望が
結集している塊です
海を渡り 山にぶつかり
産まれ 神さまの
メッセージを運ぶのが
わたしの役目です
時には地球も覆い
希望の光を遮り
闇黒の世界に導くことも
しなければなりません
自由で 暢気に空を
漂っているわけではありませんよ
自分がない これだけが救いです
神さまの 意志のままです
「たろうさんも 神さまの
意志(石?)に従えば?」
「雲く~ん わたしの祖父は
石(意志)太郎というんです!」