とある春休み中の一日

母が入院中だったので(現在は退院)、
末っ子息子と2人で見舞った帰り道

場所は、
病院から自宅の中間地点くらいの所で、
とある駅の真ん前にある
喫茶店に寄ることにしましたコーヒー

なんせ息子はコーヒー大好き
飲むのも、煎るのも、淹れるのも


なぜその喫茶店だったのか?
理由があります




実は今から30年以上も前のこと、学生の頃

その近くで、数日アルバイトをした事がありました

そのバイト先の方に、近くにお昼ご飯を食べられる所があるか尋ねました
すると、駅の前に喫茶店があるよ
と教えてくれたので、早速行ってみたんです

そして、そこで、ココアとトーストを食べました

今は味の事とか何も覚えていませんが、

マスターに、私がその時に履いていた靴の事を聞かれた事は覚えています

「その靴は、なんて言うんですか?」

私は当時REGALのワラビーを履いていたんです
それで、
「ワラビーって言うんです」と答えました

その後何て言われたか忘れてしまいましたが、
でも、ほめられたような記憶があります照れ


次の日もお昼を食べに行ったと思いますが、
その時は、特に話しかけられる事もなく、
バイトも短期のものだったので、
その後その喫茶店に行く事もありませんでした


数年後

結婚したばかりの頃に、

その喫茶店は、実家から自宅に帰る途中にあるので、よく近くを通っていて、まだやってるのかなぁなんて思いながらいつも通り過ぎていましたが

ふと寄ってみたくなり、主人に昔の話をして、2人で行ってみたら

「まだやってるおねがい

普通にコーヒーを飲んで帰りました



それからは、また気になりつつも、
いつも通り過ぎていました



また数年後、

子供が幼稚園に入園し、

中学、高校とバレーボールをやっていた私は、

幼稚園のママさんバレー部に入り、

そこで知り合ったママさんが

実はその喫茶店のマスターの娘さんだという事が判明!びっくり


なんて世間は狭いんでしょう!
びっくりしました爆笑


でも、だからといってその喫茶店に行く事もなく、また数年が経過しました



そして先日、コーヒー好き息子に
「近くに喫茶店があるけど行ってみる?」
と、そこにまつわる私の昔話をしました

「行く!」と言うので、まだあるのかなと思いながら行ってみると、

「まだやってる爆笑

入って、息子はブレンド
私はアイスコーヒーを頼みました

そして私は思い切ってマスターに声をかけました

うちの子供たちが、お孫さんと同じ幼稚園に行っていたこと

学生時代お昼を食べに来たこと、

息子がコーヒー好きなこと  など


マスターも色々な話をしてくれました

奥様をガンで亡くされたこともおっしゃっていました
奥様にプレゼントするために本を書かれたそうですが、完成が間に合わなかったそうです

そんな大切な本をいただきました照れ

主人に見せたら、一気に読んでいました

私はまだ読んでいませんが、これから読ませていただきますニコニコ


お店を出されて、46年 とおっしゃっていました


「まだやってるかな?」なんて、いつも失礼なことを考えてすみませんでしたニコニコ



本を読んだら感想をお伝えしに行かなくちゃ爆笑




今日はこのくらいにしておきます。