OKUBOアジアの祭り  http://okubo-asia.jimdo.com/

大久保ルーテル教会  義捐金を募ります。

時間のある方、ボランティアも含め参加してください。

今週末3月26日土曜日 13時から16時


☆多文化防災トーク 昨年のアジアの祭り同様、日本に暮らす外国人ゲストの話を聞きます。
☆被災地の外国人  
☆被災地出身の方の話

☆チョータリ パンチャ、サラバンラマ ネパールの笛とタブラの兄弟
☆庄野真代  「国境なき楽団」 両方とも、伴奏は、鼎人pf加藤実


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遠水(えんすい)は近火(きんか)を救(すく)わざればなり

遠くの親戚より近くの他人って事だけど今風なら、「隣人携帯より強し」かな・・・


テレポーテーションでも発明されない限り 物理的な距離が引き起こす問題は解決しない。

自分の家族を、海外に出す場合、心配なのは、その言葉も知らぬ異邦人を、見知らぬ人々が
その政府が、守ってくれるのか・・と言う不安だ。

外国人を排斥する事だけを、述べる述べる人々は、自らが弱者になる可能性すら想像出来ない。
仮に対立する国家が、その利益のために、送り込んだ人が居たとしても、そうで無い人々も居る。


今回の地震、放射線の問題で、大久保はすっかり静かになった。
突然の停電の可能性を知らせに、行きつけの台湾レストランに出向いた時、
お店の家族は、店を閉めて帰国する準備をしていた。

「ありがとうね・・私たち帰る事にしたよ。ごめんね・・・」

4月中には戻って来るらしい。


彼らや、その家族の不安の要因は、この国の行政かも知れないし、彼の国の印象かも
知れない。

隣人となった、大久保住民の有権者として、隣人としての責任も無いわけでは無いだろう。

地震や津波の被災地、全ての外国人住民には、選択の暇も無かった事を思うと、
近くの他人の質は、社会の基礎そのものだと言える。