どうやったって君を探してばかりの毎日
着信履歴 受信BOX タイムライン 君のよく行く店
1日の何%を君に捧げてるのか
君を知らない人と話す時さえ
君の名前が何度もでてきて
コントロールが全くきかない日々

みんなで飲んだら
君のことみんなより良く知ってるって
見てるって
アピールするような言葉が次々と
そうだよね やっぱりね 知ってたよ
増えてく

近い将来君と
1番愛し合えてたらいいな
私のいいとこ
たくさん知ってもらわなきゃ
君の事はけっこう知ってるつもり
だけどもっと
目覚めの顔や
家族と話す喋り方や
何も考えてない瞬間も
見せあう関係になりたい

そしてその時
君が幸せを噛みしめていたらいいな


目の前に広がる景色と自分の間に
次々とあらわれる沢山の記憶
透き通っていて でも鮮明な
ずっと忘れていた
何気ない場面ばかり
それはあたたかくて
それは愛しくて

これから行くところが
どこなのかわからないけど
もう全部忘れてしまうんだ きっと
そう思った
これは記憶をリセットする作業?
目を閉じたら消えてしまうのか
どのみち もうすぐ消えてしまうんだろう
一瞬はとても永くて
目を閉じることが できなかった

ありふれていて
美しくて
懐かしくて
どうでもよさそうで
大切で
儚くて…

そうか
なにひとつとして
なかったんだ
大切じゃない瞬間なんて
今ごろ気付いた
もう遅すぎた
でも
これで
安らかに旅立てそうだよ

君のこと
思い出したよ
私の言葉に笑いころげた いつまでも
そのクシャっとした笑顔も
自転車こいでる背中も
黒板の文字ノートにうつす横顔も

ファインダー覗くと
照れもせず自然な目線でこっち振り向いた
君の瞳が 口が 背中が
いつも私を大好きって
叫んでた
今会ったらもうドキドキしないのかな
わからない
わからないよ

あれから色んな恋して
今が幸せじゃないとは言わないけど
思い出してみると
他の記憶とは違う
こういうのが 思い出 ってやつだよね
目の前にあらわれたら
私どんな顔するかな

今の私を作ってる
君との日々
それは
とても愛しいもの
それは
消えないもの
それは
生きた思い出