クリスマスにむけての朗読第二弾はオスカーワイルド『わがままな大男』です。

これは、『幸福の王子』よりも、わたし、好きかもしれない。

 

ずーっと昔、子どもの頃にNHKでアニメを見たんです。

海外アニメだったと思うんですが、なにしろ子どもの頃なので

こまかいことは覚えていません。

ただ、灰色の服(貫頭衣みたいなやつ)着た男の子の両手両足に穴が開いていて、子ども心に、これってもしかして・・・って思ったのをいまでもはっきり覚えています。

 

それから、このお話で連想するのはアルムおんじですね。

ハイジの無邪気さに、おんじの固くこわばった心がほぐされていった、それと重なります。

 

『幸福の王子』といい、『わがままな大男』といい、オスカーワイルドという人はどうしてこう美しく悲しい物語をつむぐんだ・・・。

 

そして青空文庫にはどうして3つしかワイルドの作品がないんだ・・・。

(あとのひとつは『ドリアングレイの肖像』)これは単なる私のわがままですけど。

 

ワイルドの短編集は持ってるんですが、そちらは著作権の関係で朗読するわけにいかないのですよ。

ワイルドは昔の人だけど、翻訳者にも著作権があるので没後70年か、もしくは著作権フリーで公開してくださっているかでないと、自由にYouTubeにのせるわけにいきません。

さいわい、『幸福の王子』『わがままな大男』は翻訳者の結城浩さんが作品を公開されていますので、こうして朗読させていただくことができました。

 

本当にありがたいことです。

大好きな物語をこうして皆様に聞いていただけて。

 

そういう意味で、私にとっても最高のクリスマスプレゼントになりました。

 

聖なる夜に。

メリークリスマス。