朗読『吾輩は猫である』⑸は
苦沙弥宅、泥棒に入られるの巻。

泥棒の入った翌日、もと書生の多々良三平くんが苦沙弥先生宅を訪れます。
この三平くんは、唐津出身でお国なまり。

(※補足 「ホトトギス」掲載当時は福岡県久留米出身だったが、モデルになった俣野義郎氏の抗議によって唐津出身ということになったそうな。この俣野氏のエピソードがまた破天荒で、例えば漱石先生のお弁当届け係にも関わらず、途中で食べてしまうとか、そのせいで先生のお弁当には封印されることになったとか、朝ごはんの味噌汁は先にいいとこだけ食べてしまうから、漱石が食べるときには汁しか残ってなかったとか、ああ、もうホントに…三平くん!愛すべき実在のキャラクター!)



「〜ばい」とか「〜ばってん」とか、もう、もう、朗読してて楽しかった!
それにしても漱石先生、ナチュラルな九州弁。さすが熊本にお住まいだったことはありますね。

苦沙弥一家にどんなに失礼なことを言われても、軽く受け流し、全く気にしない九州男児。三平くん、なかなかの大人物のようです。

セリフで郷愁に浸れることだし、次回の三平くんの登場が楽しみです。