「ご飯、食べられますか⁇」
気が付くと側には看護婦さん…
「あぁ、何とか…頂きます」
自分の言葉ながら、もう少ししっかり話せないものか、、
診察に治療、色々な所への連絡。。時計を見ればもう18時を回っている
そら、看護婦さんが急かして食事をさせたがる訳だ・・・
本当にこの看護婦さんにはお世話になった。
利き腕が動かない時に代筆をしてもらったり、食べるのを手伝ってくれたり、お風呂に入れないから体を拭いてくれたり、無理やり這いつくばってトイレに行こうとしていたのを見つけてくれたり、、etc・・・今でも感謝していますね。
20時を過ぎた頃に電話が鳴った、
「大丈夫なの!?」
「あぁ、何とかね・・・」
「何かいる物ある?」
「ん~、、チョコレートぐらいかなぁ」
ホントね、自分が情けなかった一瞬だな
30分ほど経って見舞いに来てくれた、両手に大荷物・・・息をハァハァ切らしながら・・・
久しぶりに笑った気がした。。その後、「ゴメン、有難う。」
朝に近づくと、段々と仕事の事が気になってくる。
「出れるようになってからでいいよ」なんて言われても、その時の状況はそういう訳にもいかず、、
朝の問診で「スイマセン、今日退院します」思わず言ってしまった。
「えぇ!? 何言ってるの、最低でも2週間から一ヶ月の入院予定なんだけど・・・」
「でも仕事あるんでスイマセン、帰ります。。」
「いやねぇ、でも・・・」
っと言う事で、2度目の精密検査の後に無理やり退院
しかし右足と左手が思うように動かず、一階のエレベーターを降りた所で「ドスンッ!!」
「あぁ、誰かに連絡しておくべきだった」などと考えながら片手で荷物を拾っていると、
「あ、動いてる・・・」っと聞き覚えのある声
「ん、、、だから死んでないですよ・・・」
「良かったね」
何だか変な会話だな・・・
「そこまで、肩貸しますよ」
「ん~ じゃ、お願いしようかな」
少しだけ話をした、15分程度の・・・缶コーヒー飲み終わるぐらい、
解ってはいたけど、色んな人がいるな・・・
「今頑張れる」自分の心があるのも実感した。。
ヒィヒィ言いながら事故現場に着いた。辺りを見回すと、、
「あぁ、良かった」バイクを見つけるも、形が可笑しい・・・
もう4,5年乗っていた「YAMAHA SR400改」 クラッチは曲がり、フェンダーは捻じれ、ウインカーは無い・・・おまけにタンクは傷だらけでマフラーはグラグラ・・・
「動くのかな・・・ってオレ、乗れるのか??」
根性
としか言いようが無い!!!
家に付いた瞬間、「明日の朝一で松葉杖借りに行こう・・・」
長い2日だった気がしたが、その後の1週間がいかに長かったか。。
仕事中に松葉杖で歩く訳にもいかず靴下まで真っ赤にしながら引きずって歩いていたのも、今では笑い話だな
思えば京都にもSRで来たっけ、、思い出が多いなぁ~
まぁソレは別の機会に・・・
今は「KAWASAKI W400改」もう一年になるんだな。。
そしていずれは、、、
「TRIUMPH BONNEVILLE」
に乗るのが夢だ