(前回のつづき) 吉村順三ギャラリー展に行ってきました
今回のもうひとつの目的、吉村順三記念ギャラリーで開催中の、
「高樹町の家展」に行ってきました。
1971年竣工の木造、一部 RC+ブロック造の平屋建て、純和風の美しい建築。
建築家・吉村順三氏と、棟梁・中村外二氏、
造園家・佐野越守氏が精魂込めて造った名作中の名作です。しかしながら、既に取り壊され、現在はマンションになっています。時代の流れのなかで、現存しておらず、
大変残念です。
「ライトが設計した世界の名建築、旧帝国ホテル保存問題の時も、大切な問題であるにも関わらず、人々はいたって無関心で多くの世論が聞かれなかった。・・・中略・・・伝統ある美しい建物が、今なお我々に与える影響は大きい。それが歴史であり文化である・・・」と吉村先生の言葉が新聞に掲載されたことを思い出しました。
吉村先生が設計された名建築、「愛知県立名古屋芸術大学」が現在解体される危機にあり、良識ある人々から保存運動が起こっている。名建築と呼ばれるものであっても、経済的価値は、時間の経過と共に建築の全ての価値を0にしてしまうという現代の恐ろしさを感じている。
吉村先生の建築の考えを伝えようと、いつものように吉村事務所のOBの方々が手弁当でギャラリーを開催されている。
今回も沢山の訪問者と図面や模型を囲んでありし日の設計課題を昨日のことのように話されていました。
吉村建築が沢山詰まった宝物のギャリー。
興味のある方は出かけられてはと思います。
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と き: 10月5日(日)13:30~16:00
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と き: 10月19日(日)13:30~16:00
ところ: 誠設計事務所にて
テーマ: 家づくりの要、「設計」の基本を学ぶ