森の中に佇む家をイメージする  | 誠設計所長のつれづれなるままに ~長野の住宅設計知恵袋~

誠設計所長のつれづれなるままに ~長野の住宅設計知恵袋~

北信濃で住まいや学校・公共施設などの設計を手がける設計事務所の所長です。
誠設計事務所のこと、今手掛けている物件や建築への想い、日々の関心ごとをつづっています。

~森の中に佇む家をイメージする~


私は、建築を考えるときいつも周囲の「自然」を意識して、取り込み・見せ・遊んだり計画します。人も建築も、自然の一部ですから当然のように。私の住む家は、20年前に建てました。


当時は区画整理事業の進行のさなかの土地を紹介いただいて購入したのです。周囲の道路は未完成。建物が少なく、まだまだ荒れた状態でした。資金の蓄えはなかったけれど元気だけはあったので、思い切って住まいと仕事場を計画しました。将来は整然とした緑生い茂る街並みへと変貌することを想像して(願って)、我が家が街並みの一部として自然につながるように、森の中にある小さい我が家をイメージして計画を始めました。

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敷地内は、住まいと仕事場を別棟でつくり雑木林の小径で結んで、緑や草花を愛でて気分転換しながら往来する。敷地の外は、広い通りを行き交う人々の視線が届かないように考えてあけ、間に植栽をしてクッションの役割を持たせる。その足もとには季節ごとに変わる草花を配して、道行く人にも楽しんでもらうよう計画。年月と共に緑は大きく成長し、イメージした風景になったきた。さらなる進化を期待しているところです。


(これには、剪定・消毒の職人さんや、肥料・水くれ等世話をしてくれている家人の影の貢献が大である、と感謝。)

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こうした経験を踏まえ、家づくりをお手伝いするときには、安心、安全、快適性を担保した上で、かつ、家と庭と一体に考え、お手入れを含めた提案をするようにしています。小さくつくった家でも、一本のシンボルツリーと植栽・草花を入れることで、その家がとても豊かになることを経験しているからです