2019年、あまり明るい話題もなさそうですか、一応、明けましておめでとうございます。

年末年始もお構いなしに、今日もフクイチからは放射能が、海や大気に世界中へ放出中の分際にもかかわらず、最後の楽園でもある沖縄の海をも潰しはじめ、それに飽き足らず、国際捕鯨委員会(IWC)からも、身勝手に脱退した、このゲス国家を、もういい加減、誰かなんとかしてください。

ふ〜ん「捕鯨は日本の文化」ですって?
なるほど、文化って言えば、善悪問わずなんでも許されるのね。
そいえば某俳優さんも「不倫は文化」って言ってたような…。ま、いっか。
伝統や文化って、ずっと続けてきた積み重ねのことですよね。
人類の歴史は、愚かにも戦争の歴史そのものでした。なら戦争も文化なんですか?戦争すら肯定しちゃいます?

時代は日々移り変わっていきます。
確かにイヌイット(エスキモー)の方々は、居住する地域に、アザラシしか摂取エネルギー源がなかったら、民族の生命維持には、それはやむ無しだと思います。

でもね、フツーに考えて日本が捕鯨を始めた頃と、今の食料事情は全く違いますよね。これだけの飽食国家で嗜好者や消費量も減ってきている現在、さらに昔以上にクジラやイルカが高等動物であることも認識され始めてるというのに…。

まずクジラを獲らないとエサのお魚が激減する。これもフェイクですね。エサのお魚が減れば、時が経てば、だまっててもクジラの数は、エサに見合う数に落ち着くのです。人間が余計な操作や介入さえしなければね。だからこの見解は、全くの杞憂、お節介なデタラメ論です。もう何十年も、調査捕鯨とかいって、一体何を調べてるんだか…。

そして私はクジラさんだけを守るのではなく、これは牛さん、豚さん、鳥さんにもいえると思うのです。
クジラは賢いから食べないの理屈だけなら、おバカな私は食べられても構わないという理屈にもなります。味は保証しませんけどね…。

近年、世界的にはベジタリアンになる方が増えてるんだそうです。
全てがテキトー人間な私でも、実はヴィーガン(無精卵や乳製品や動物性だしやはちみつまで口にしない完全菜食主義者)歴は、もうかれこれ今年で28年目で、人生の半分以上を占めています。

多くのヴィーガンの皆さんの主な動機は、
1に健康面(動物性食品は多くの病気やがんの要因であるのは医学的に検証済み)

2に同情面(動物に対し、やはり残酷、可哀想というメンタル的な理由から)

3に環境面(植物に比べ、畜産・酪農は実に非効率的な生産性で、地球への負荷が多大)
の3つに思われます。私も同じです。

今まで我々ヴィーガンは、一般社会からは、ただの変わり者、わがまま、ぜいたく、理想主義者、時に偽善者扱いまで受けてきましたが、このスタイルを私は全く変えるつもりはありません。
最近ようやく叫び始めた「SDGs」という(なんかこめんどくさそうで、建て前だけの非実現的っぽく、わざわざ尻込みさせてしまいそうな)「持続可能な開発目標」とやらを、本気で目指したいのであれば、実に理にかなったライフサイクルでもあるのです。理解されにくかった、うちらは少し時代の先を行き過ぎていただけかもしれません。

もし人類、皆がヴィーガンになれば、仮に今の地球上の食べ物が植物と動物が半々だとして、一見、人類の食べ物が足りなくなる気もしますが、違うんです。

なんで?それは家畜というのはエサがないと育たないということ忘れてませんか?
世界中で、そのエサの飼料が実に人類の食べる分の何倍も作られてるって、これは多分にムダじゃない?
あんたムダって、じゃあ家畜はエサも食うなってこと?残酷な人ね。と思うかた。
いやいや、エサを与えるのも、最後は彼らを食べるためなんですよね。その方がよっぽど残酷ですわ。

世界には私たち同じ人類でも、三食ままならないどころか、餓死でなくなる人が想像を絶するくらい、沢山いらっしゃるのです。
その食糧を家畜にまわすくらいなら、同胞のこの方々に食べてもらいたいって、フツーの心の持ち主なら思いませんか?

それが、人類皆ヴィーガンになるだけで、実現可能なんです。
世界中の全ての人々が、食べ物に困らなくなる。
そしたら奪い合いがなくなります。
ということは戦争もなくなるってこと。
もうまさにパラダイス銀河!(古いか)

実は戦争というものは、悪である外敵から守るために正義をかざして戦うなんてドラマチックな概念はもう古過ぎて、ホントは裏で操る悪いヤツが、双方の国にわざわざ火種をつくり、国民を高揚(戦争を肯定)させて、衝突させる。
なして?それは戦争になれば武器が売れる、破壊されたら復興には多額の投資が必要で、つまり戦争が一番のお金儲けに繋がるからでもあり、裏では大儲けを企む人でなしがいるってこと。だからこそ間違っても戦争だけは、人類が万物の霊長と思うのなら尚更、絶対に絶対に選択してはいけない手段なのです。
幾万人の者が殺戮されても、ご満悦のような、ケダモノ以下の許しがたい大富豪どもの思うツボにはまり、我々が犠牲になる必要など、みじんもないのです。

話を戻し、ヴィーガンになれば、世界に平和がやってきます。さらにたちまち地球上からは食べ物が溢れ出します。その余った分は、代替エネルギーの原料に回せば、私が嫌いな温暖化ビジネスのカーボンオフセットの理にもかないます。、

戦争もなくなるから、核兵器の原料にもなる原発からも、潔くバイバイできますね。逆に日本がなかなかやめようとしない理由も見えてきますね。あんな維持費や捨て場や廃炉や賠償にも、お金が莫大なもの、さっさとこの世から消えてほしいわ。

さらにこの世から消えてほしいものが畜産と酪農と養鶏。私が住む北海道の基幹産業にもなってるけど、心底なくなってほしいのよ。
だってね、その為に地球の森林破壊がとまらないのです。その勢いは原始林、原生林にまで及び、一見自然っぽくみえる牧草地は、全く自然環境の機能は果たしません。さらに糞尿の土壌、河川や湖沼水質汚染、また家畜の発するメタンガスがCO2以上に温暖化の原因物質で、先述の膨大な飼料の必要性、加えて大量の水も要し、今世紀は世界で水の争いが課題なだけに、これ以上の助長は避けるべきです。そしていくら手塩に愛情かけて育てても最後は生業の為に潰すのなら、やはり偽善的としか…。殆ど虐待まがいの不健康な飼い方による病気予防のために抗生物質って…。もう家畜の命だけでなく、消費者の健康すら軽視されてる感じ。

お肉は動脈硬化や心臓病や大腸がん、また乳製品は乳がん、前立腺がんのリスク上昇は、アメリカではもう常識なくらい明らかで、きつい言い方ですが、畜産・酪農農家さんは、消費者に毒を盛って、病気を促しているようなもの。そんな職業倫理観で構わないのですかね?私も畑作が生業なんで、なるべく農家さんという同業の方々には加害者になってほしくはないのです。

別にね、世界中で従事されてる人が廃業して路頭に迷えなんか、私は片言も言ってません。
その家畜の去った広大な敷地で、今度は穀類、大豆など豆類、野菜類、果実類を栽培すれば、現在70億の人口の食糧には、もう十分すぎるほどの収量となりますので、世界中の食べ物に恵まれなかった人々の飢餓は解消され、やがて人口も落ち着いてきます。さらに代替エネルギーの原料だけで賄えるようになれば、化石燃料は不要で温暖化もストップ、さらに石油や資源を狙う戦争や紛争もようやく撲滅できそうです。

その為にはもっと農業従事者が増えればいいのですが、今は農家さんが圧倒的に少ない為、消費者みんなの分をつくるために、半工業的な大量栽培体制。それが作物や土壌や生産者にも、全て無理を生じさせています。更にはおいしさや安全性まで損なわれているのです。

もし日本昔話みたいな、みんながクワを持つ暮らし(自給自足)の規模なら、今のような無理な生産体制とも無縁になり、安心安全でおいしい作物が食べられるようになります。農耕文化で、国民性も益々平和的。本来の人の営みとしても理想な社会に思いませんか?

そもそもなんで、動物さんを食べるの?なんか後口も重いし、様々な病の素だし。
それでもやっぱりおいしいから?

賢治先生は「よだかの星」じゃないけど、自分が生きるために、毎日無数の命が奪われてく…って自責の念は、これっぽっちも感じませんか?私はお水、お塩、果実以外の植物さんを食べる時でも感じてしまいます(果実は実を食べても、実の成る木の命までは奪ってませんから)。こんなクズ人間が生きるためにごめんなさいってね。

別に私は、動物を口にするなとは言いません。冒頭のクジラやお魚が打ち上げられて死んでいたものや、道端でクルマに轢かれて 死んだケモノ類など、もったいないから食べてもらえれば、実にエコに思います。

またほぼ害鳥のカラスも、もうレッドゾーンレベルになるまで、バンバン喰ってよし。あいつらはこの世にホントにもういらんわ。焼き鳥でもフライドチキンでも遠慮なく、大いに食べてくださいね。抵抗がなければの話ですが…。

あとハム工場でも供養という名目で、あえて食べる行事があるそうです。単に自身の生業を肯定するためだけにも思えますが、その供養という理念が偽りでは、ないのなら、酷いことを申しますが、ペットもさらには人間だって、火葬場で丸焼きにして、故人を偲びながら食べればいいんです。これこそ究極のエコ。人類の食糧危機は相当解消されます。これを続けてたら、やがて誰かのいう文化にもなりますね。

で、でもこんなことがあってたまるかって感じですよね、味とか以前に。人道的に倫理面からして速攻アウトにきまってるじゃありませんか。
しかし今の肉食文化は、この行為に当たらずも遠くない、むしろ限りなく等しいことだという認識だけはもってほしいのです。
今やペットは家族の一員、そのペットは家畜とも殆どイコールなのです。人と家畜も感情は同じ。もっと言えば、こぶたちゃんの方が現政権の無慈悲で卑劣なゲスどもよりは、はるかに尊いいのちではないでしょうか?

皆さんがお肉が好きな理由は、やっぱりおいしいからですか?
でも「おいしいから」って、「文化だから」よりも動機や説得性が弱い気がします。
これだけ数あまたの、おいしい植物性食品に囲まれてるというのに…。

動物を食べなきゃダメな時って、ホントに非常事態時。例えば、また大災害とかで避難所生活の時に、もう避難者が何日も食べてないというのに、裏の川ではいっぱいお魚が泳いでたら、それらを獲ることに私は異を唱えたりはしません。今日明日餓死者が出るくらいなら、当たり前の行為です。これは殺生を戒めたお釈迦様すら、仰ってますからね。

でも現代社会においては、明日までの生命の維持行為どころか、衣類やバックや健康や美容のサプリのためにまでに殺生されるって、ちょっとやり過ぎに思いません?

動物さんの命を奪ってまで「お肌ぷるぷる」になりたいのなら、それはかなりのエゴイズム。いくら美肌になっても、性格はブスですよねー。

「いただきま〜す」って、その命を自分の命に繋げるため。生命維持以外はなるべく軽減したいものです。だから生きるためではなく、痩せるために殺生なんて愚の骨頂です。ダイエットの為にサバ缶やサラダチキンって、なんてバチあたりな…。運動と腹八分目を心掛ければ済む話でしょ。

そもそもアンチエイジングなど美容や健康なら、動物性よりは植物性の方が有効なのは、イメージだけではなく事実です。

ちなみにヒアルロン酸の主原料は、にわとりさんのとさかだよん。
あとすっぽんだって、中高年が無駄にギラギラするために犠牲になる命って、なんかうかばれないな〜。

だからね、私には、未だお肉を食べてる人や肉食文化を続ける社会は「難民なんかしらねーよ」とか「温暖化?寒いよりいいじゃん」と言ってるようにしか聞こえないの。
あの全くプレジデントっぽくない、世界の破壊者、怒鳴るどスランプさんも、マックやケンタが大好きらしい。やっぱりな…とも思うし、もうお顔が肉食恐竜にしか見えないのは私だけ?
肉食文化が性格までも攻撃的、暴力的、破壊的になるのを裏付けてくれてますね。

勝手な仮定ですが、日本も明治になって、すき焼きなんか食べだしたから、富国強兵〜軍国主義に真っしぐらだったのかしらん?

今のご時世、戦争の兆しから飢餓や異常気象など、最早タイタニック状態の地球ですが、人類が皆ヴィーガンになってくれるだけで、おとぎの国のような世界が待っているというのに…。

でもそう遠くないうちに、ヴィーガンが、ただの主義から人類の義務になる必要性が迫られる時代がくるような気がするの。

将来、地球上に生きる100億の人々、誰もが飢餓と貧困から解放され、これからも、この地球で安心して暮らし続けたいのなら、もうこの道しかないような…(誰かがいつも言う国民への脅迫めいたスローガンじゃないけどね)。

その点、やはり穀類は、高カロリー、大収量で貯蔵性など持続的で安定性のある食糧問題解決では一番の優等生です。
「炭水化物が人類を滅ぼす」とか著書もありましたが、それは食べ過ぎの場合で、炭水化物ダイエットが一番効果テキメンということは、裏を返せば、人類には一番欠かせない栄養素でもあるということですよね。

私も農作業時、たまにエネルギー不足でガス欠状態になりますが、そんな時はいくら豆腐を(たんぱく質)を食べたって、ごま油(脂質)をなめたって、全くパワーが出ません。
やっぱり人間、最後は甘いもの。りんご丸ごととか焼き芋とかようかんなど糖質を摂れば、身体や脳にもスーッと吸収されるのが実感できて、速やかにまた体が楽に動けるようになるのです。

でも私はヴィーガンでも、多々苦手な植物性食品がありまして、納豆やニンニク、じゃがいも、オリーブ油とかが大っ嫌い。さらに小麦と白米も然りで、なんかもうただエネルギーだけの繊維もビタミンもミネラルもない、実にみだらでジャンキーな感じと、すぐに肌荒れや吹き出物も出るし、胸やけもおこすので、もう10年以上は、なるべく避けてきましたが、これから地球や世界のためには、現在一番安価で、どこでも入手可能で、手っ取り早く摂取できるエネルギー源として、私は無理してまでも穀類に、慣れていくしかないかなと覚悟はしています。


でも実はヴィーガンライフは、全然ネガティヴなものではないのです。
「これ(動物)入ってるから食べられない」
というのは、別に病でもアレルギーでもなく、動物性のものが体内に入り、自分の血となり肉となるということが、今の私には心底許せない感覚で、それがおいしさに負けることは、もうまずありえないと断言できます。要はもう動物性食品は食べ物に見えない、思えないのです。
万一避難所生活で、動物性の食品が配給されても、私はとなりの坊やに「私の分、食べない?」と譲る自信はあります。丸二日間くらいの絶食には慣れてますので。

そんな私は確かに見方によっては、ワガママ、ばちあたりかもしれませんが、これはもう信念ですので、けして消極的なものではなく、むしろ積極的なんです。ですから「食べられなくて可哀想」とかの側からの同情は一切無用なんです。多くのヴィーガンさんも、おそらく同じような想いではないでしょうか。
繰り返しますがネガティヴな「食べられない」んでなくて、ポジティブに「食べません!」なんです。
前に「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」ってドラマあったけど、まさにそんな感じ(ま、私はリアルに前者の売れ残りですが何か?) 。


同様のことが、日本国憲法第9条にも言えると思います。
現政権によるテロ国家は、この憲法を破壊することしか念頭にありませんが、少なくともこの憲法が公布された当時は、戦争に懲りた政府や国民にとっては、悲願でもあり誇りだったはずです。
この憲法によって、わが国は「戦争ができない」「戦力(空母)を持てない」とかの消極的な発想ではけしてなく、日本は「戦争なんか二度としない」「戦力(空母)なんか必要ないんだ」という全世界に先駆けて「戦争の永久放棄」という強い意思表示が、憲法前文からも伝わってくるのです。
先ほどのドラマのタイトルじゃないけど、「日本は、戦争ができないんじゃなくて、しないんです!!!」
その時の日本人の信念を蔑ろにし、受け継ごうともせず、事もあろうに破壊しようとする輩こそ、まさしく反日と呼ぶ人種ではないでしょうか。

なので絶対に改憲の論議の土俵に上がってはいけません。あの人は毎回「こーいう話は国会で十分議論し合いましょうよ」なんて言って、おおまかな概要さえ明らかにしませんが、開いたところで、野党からの具体的で真っ当な懸念や疑問にさえ、「仮定の話には答えられない」とかイミフな言い逃れや、いつものご飯論法ではぐらかし、一切正面からはまともに答えないまま時間だけを費やし(アリバイ作り)、「もう審議は十分にし尽くした」と言って強行するのが目に見えてるし、電通があらゆる投資と手段で、国民を洗脳させてくるでしょう。嵐や広瀬すずさんあたりが「今こそ、レッツ改憲、わが国に誇りを!」なんて言われたら、もう敵いません。わかってない人ほど賛成しちゃうんだから…。



今日のまとめは、世界平和と生態系維持と飢餓の撲滅の為に、ヴィーガン生活は、かなりの近道であることを、もっと知ってほしいのです。

その為にも、大のお肉好きでも、すっかりだまされたり、むしろ「こっちの方がおいしいわ」と言わせる、ヴィーガン食品やレストランの普及が急務に思われます。
けして動物性食品の擬態や代用という消極的な概念ではなく、動物性食品には追随を許さない魅力を、引き出せることが肝要になりますね。

ホントは、まだまだ地球も世界もよくなれるチャンスがあって、世界平和は、けして夢伝説でもないというのに、なぜやろうとしないのでしょうね?
実は人類は平和がお嫌いなの?

確かに平和であり続ける世は、経済的には停滞し、劇的な金儲けとは無縁なイメージですが、このいつもの平凡や平穏こそが、いかにかけがえのないものであるかは、東日本大震災をはじめ、多くの自然災害で、日本人は学んだはずなんですけどね。けしてお金次第で手に入れたり、成り立つものではないのです。

平成も終わろうとしていますが、由来は、中国の故事で「地平天成(地平らかに、天成る)」で「国の内外、天地の平和が達成される」という、この世界各国が右傾化でキナ臭い今こそ、実にふさわしく、素晴らしい名前だったことに今頃気づき、今更ながら、この元号を名残惜しんでいます。

テレビだけは、なんか脳天気に明るく振る舞っていますが、余計虚しさでいっぱいなるお正月…。