さて、今日も昨日に引き続き
ポッと出の横文字
ちょっと一緒に学んでいきませんか?
昨日のコメントでも、1番どないしたん?と思ったワードが、「オーバーシュート」だった、というのがいくつもありました。
いやぁ、おっしゃる通り。彗星の如く現れた感がすげぇんですわ。しかも、オーバーもシュートも知ってるから余計に紛らわしい。
体重オーバーでオーバーが「超える」とピンと来てまいますやんか。ほんで、シュートで
「ゴーーール!!!!!!」
あれ?なんの話やった?
みたいな...。
英語の本来の意味から行くと、overshootは目的や目標を行き過ぎる、通り過ぎてまうという言葉で、正直ガルたちは日常ではほぼ使ってなかったという意見。
まぁ10代なんで、ね、限られてはきますケド
で、日本ではというと、オーバーシュートという言葉、有価証券価格の行き過ぎた変動という意味の金融用語で主に使われていると言うことなので、
そらさっぱり八兵衛〜
で、驚きなのが、この爆発的に感染拡大という意味でのovershootね、英語圏でも同じようにその単語を使っているかというと、これがなんと!
使ってないんです。
じゃ、なんと言ってるのかというと...
ガルたちに説明してもらいましょう。
★★★
アメリカでは、そのオーバーシュートという意味で別の単語が使われている文章をちょっと見てください。
これとか〜
ここも。
そう、使われるのはoutbreak‼︎
これ
もちろん「爆発的な感染拡大」の意味。このようにアメリカはアウトブレイクというワードをよく使っています。
ただね、日本でオーバーシュートという言葉が出てきたのは、いよいよもう、爆発的に広がってまうから〜という最後の時期で出てきたので、そのニュアンスで言うなら
危機的な段階 って言葉critical phase(クリティカル フェーズ)ってワードで、最初のoutbreak の次の、より悪化した段階って事で、日本がいうところのオーバーシュートの意味合いになるのかなぁ
★★★
という印象を持ったガルたち。
どうもオーバーシュートは日本独自の表現方法なのでは?ってにおいがプンプンする訳で。
もしかしたら、いや、きっと、日本で使ってる意味でオーバーシュートとアメリカなんかで言っても、一瞬「ん?」って顔をされてまう可能性あり。
それはちょっとじゃがいも入れようと「そこにあるビニールバッグとって〜」と言っても手に入らないビニール袋のように... (その話は→コチラ)
というわけで、今日はオーバーシュートのお話でした。
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