人事異動の発令のある3月。
ワタシの周りでも日本から海外へ決まった人、海外からまた別の海外へと異動が決まった人もいる。
「異動」という言葉でやわらかく、やさしく隠されてもうてるけど、これはもう正直
プチ転職
衝撃の強い出来事で、その決定で家族をも巻き込む大ごとなのに、ぺらイチの紙でご報告とは
キンキラキンの額でもろてもエエくらいやわ
と、ほれタイへいけ~、シカゴじゃ~、ネバダじゃ~と人生大きく舵を切られたワタシは思うのである。
ただでさえ「転勤」というのは大変なのに、内辞をうけ、あわただしく準備をしていたのに、このウイルス案件で、ビザの発給を無効にだとか、入国ができないかも!?と、駐在員とその家族は今、錯綜する情報に急な決定に、振り回されている状態だと思う。
そこで、もし渡航する時期が少し延びるというのなら、ここは気持ちをちょっと切り替えて、なら、アレまだ買ってなかったら用意しとくといいよをひとつご紹介。
ワタシは、基本、行った先の土地のものをブツブツ言いながらも上手に付き合い慣れて行くことをオススメするのだが、計12年の駐妻生活で、ちっともうまく付き合えなかった「伝説のアイツ」と戦わず制す救世主とその先をご紹介しておこうと思う。
その伝説のアイツとは
海外製のラップ
切れてなんぼのラップが、
ことごとく長州力
いっつも「切れてないっすよ」で登場する。
そんな切れ味くらいいいじゃない
と思うかもしれないが、海外の台所に立つとすぐわかる、
なんやこの山盛りのストレスキッチンは!
となり、「ラップの切れ味」だけでも良くなってくれるとひとつストレスが減るのである。
だからといって日本のラップを山ほど担いでいくのも大変、ってことで、おススメなのが
さっと切れるコストコのラップ
ご存知の方も多いと思うが、つまみを左右に動かすことでラップをカットしてくれる優れもの。
ただ一つ。
このコストコのラップも
海外で売られている多くのラップも
耐熱温度が日本のラップよりも低い!!
これは炊きたてご飯をラップでおにぎりしちゃう日本人にとっては、ちと問題なのだ。
日本のラップの耐熱温度は140℃
このコストコのラップ
耐熱温度82℃
アメリカに住んでいた時に他の商品で見たのだが、ラップのパッケージには、「レンジで温めるときは食品からラップが1インチ離れているように」っていう注意書きがあったりしたのだ
そら無理でっせ
レンジで回ってる間に食品に寄りがちですやん?
冷凍ごはんなんか、もう無理よね。完全にラップで覆われてもうてるから...
その冷凍ごはん、あっためたら、凶器か!と思うくらい熱くなる事を考えても、耐熱温度が80度前後ってのは、日本人の食生活にはどうも十分でないのだ。
そういうことで
温め直ししないものはコストコのラップ
温めなおしやおにぎり用に、数本日本のラップを持っていく、という風に使い分けるのがベスト!
で、一番お伝えしたいのは、ここ!
コストコのラップ使い切ったけど、赴任先にコストコありません、、、という方
箱を一旦解体して
現地で手に入るラップを入れてセットするだけで、さ~っとカッターが切ってくれるので、切れ味ゼロ点の伝説の長州力も「キレてますよ!」になるから箱は捨てないで再利用!!
しかしまぁ、その国の食生活がラップの耐熱温度に違いを生んだのかもしれないと思うと、面白いなぁと思ったのでありました。
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