人間ドックのすべての項目を終了し、残すは数分後に出る診断結果を医師から聞くというところまでやってきた。

 

 

わたしは「キレイ」という形容詞からは縁遠い人生を送り続けてきた。

 

 

小学生で、世の美人女子の必須条件は二重であると早々に気づき、ならば、自分の中で「キレイ」を得るには容姿部門では無理だと悟り、手に入れられそうな「文字」にシフト。かろうじてその部門において「キレイ」を頂いてきた。

 

しかし、ここ最近、この病院のこの診断結果で新たな部門で「キレイ」を頂けるようになったのだ。それは、内臓。

 

一昨年なんかは、「えらいキレイな胃やなぁ。これはもう検査せんでエエで、ピロリ菌検査で陰性やったらもうなんも心配ないわ、ほんまキレイやわぁ」と

照れるくらいの内臓部門でキレイワードを浴びたのである。

 

今回も内臓全部門総なめの「ぜんぶキレイ」をいただき、最後、医師から「何か質問はありませか」とあったので、実は、アメリカ生活でいらんもんを獲得してもうた感があったのでその質問をしてみることにしたのである。

 

先生、今回の検査内容とは別に質問が・・・

と切り出すと、「なんや、なんや?」と前のめりな先生。

 

ここ数年のバックグラウンドを説明した後、こう切り出したのである。

「わたし、痔的傾向があると思うんです」

と。

 

ウォシュレット愛好家であったのに、アメリカでなくなったことも、座ることが多い生活スタイルになったことも原因ではなかろうか、と自分ではそう分析してもみたことを伝え、症状を説明。

 

用を足すと、なんか出るような感じがするんです・・・なんというか

てへぺろな感じで

 

と状況を絵文字スタイルで補足。

「ほうほうほう」と頷く先生。

 

そして本題はここからなのだ。(いやもう十分なカミングアウトじゃねぇか、と思うボイラーもいるだろうが・・・)

 

「先生、ところがですよ。日本に帰って来て、3か月、歩くわ、動くわで、どうでしょう、水戸様のてへぺろが減ったというか、なくなったというか。こんなこと、自然に治療せずに治ったりするんですか?」

と。

 

そう、日本に帰って来て、水戸様のそのはにかんだ仕草をほぼ見なく、いや感じなくなったのである。

 

すると先生「あるよ、あるよ、血流悪かったが故に出来てたんやから、そこが改善されて小さくなって、症状が消えるというのはおおいにあることやん」と言うではないか。

 

なんと、助さん、格さん、聞いたか?宴の準備に取り掛かろうか、なんてことを思っていたら、先生がひと言。

「まぁ、ここは一つね、どうでしょう、年齢も上がっていくことやしね、時間ある時にちょっと診察して、やってもらったらエエんですよ」

 

肛門の評価を

 

いやぁ、世の中にはいろんな評価があるもんだ。

自分の成績の評価、仕事ぶりの評価、子供ができてからは、子供たちの学校での日ごろの評価、習い事での評価。

 

それが五十も見えてくると、なんと「肛門の評価」が追加されてくるという。

 

「肛門科とか立派なとこ行かんでよろしよ、消化器内科とかで全然診てもらえるから、気軽に行っといで」

とピクニックと同列かのような勢いですすめられたという。

 

ほな今度、晴れた日にでも、

評価してもらいに、行ってきましょかね。

 

 

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