さて、先日旦那と二人、人間ドックに行った時の話。
今回は申し込みがドタバタになってしまい胃カメラが予約一杯でバリウム検査となったのである。
苦手。
世の中の物が色々と改良、改良を重ねて、より良いモノづくりへ向けて爆走しているのに、あの液体だけは、改良スピードが牛歩なみなのかと思うくらい、ぶっちぎりのまずさを誇っている。
改良のスピードの遅さ、まるで、アメリカのみかん。
アメリカのみかんは、酸っぱさバツグンで、あの小さな房にいまだ種がいくつも入っているのだ。初めて食べて種を噛んでもうた時には
時は昭和？
と驚きつつ、汽車で食べた冷凍みかんを思い出したりして。
そんなＵＳみかんback to the past的バリュームをデッカイ機械に立たされ、粒状の膨らまし粉と共に、さぁ、一気に飲み干せと促される。
絶飲絶食で、待ちに待った液体にもかかわらず、
全然入ってけーへん
ベロで固まったかと思てまうほどである。
来年は絶対、早めに予約で胃カメラや、と心の中で強く強く宣言しながら、あの常温のドロドロを無理やり放り込んだ。
ここで相当の体力を奪われメンタルやられているにも関わらず、その後には追い打ちをかけるように、お馴染みのアレが始まるのだ。
しじゅうの言われるがままダンスショー
腰上げたり回転したり、引田天功バリの宙づりみたいなことやらされたり。
こうして、ギャラの支払われないショーを無事終了させた後に頂くのが、小さな白い下剤。
褒美をくれ
口をゆすぎ、ぼーっと休憩しながら目に飛び込んできたもの...
あ、ここは
アタシの漫談会場やん
とか思たりして
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