新しい言葉についていけない。
ムスコのガル男が、学校であったことを話してくれる。
「今日さ、『ガル男、オマエlow key かっこいいな』って言われた」
と教えてくれた。
ローキー
なんやそれ
「玄関のドアの下の方のカギ穴のことか?」と聞くと、ま、ママには無理か、とかいう顔して言うのだ
「ローキーって、ちょっとテンション低めに「マジ」とか「なんか実は」みたいな感じでhey Galuo, you are low key coolって感じで使う」
と、教えてくれたのだ。
もともとlow keyっていうのは「控えめな」とか「ここだけの話」「秘密にしとく」という意味らしい。
オカン その意味はしっくりきよる
ほんま、そのまんまにしとけばエエもんを、けだるいラッパー風味のエッセンスまぶして、字面から肯定か否定かよう分からんワードが出来上がってもうてるのだ。
そして、これとは対象的に「キャーまじまじマジ」というアゲアゲのテンションで言うワードもあり、それが、high keyだという。
いや、もうどっちも「ホンマに」のreallyを明るう言うか、抑え気味に言うか、もしくは目むくか、伏し目がちかで言い分けてくれるんでよろしおますけどね、と思いつつも、これもアレか、顔が見えないSNS上でのコミュニケーションが常の若者たちの「文字でテンション出したい」という想いから生まれたヤツか、と好きな先輩の家に家電から電話をかけて、出るかでーへんかで、「あかん、やっぱ無理」つって電話切ってた世代のオカンは思ったのでありました。
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