ムスコのガル男、編入した学校の2学期がスタートし、体育祭だ文化祭だといきなり日本文化に放り込まれる状況の初秋。
時を同じくして、編入生のための部活動の見学もスタートしたのである。ある日、お昼過ぎだったか、ラインが届いたのである。
アメフトやってもエエかなというライン
オカン寝耳に氷水
まぁ、アメリカの中学にいるときもバスケをやりたかったものの、ユースオーケストラの練習日と重なるため、運動系は泣く泣く諦めたという経緯もあったので体を動かす部活に魅力を感じるのも理解できる。
さらに、中学の間はタックルのないアメフトらしく、今の自分でもなんとかついていけるかも、と思ったらしいのだ。ただ、音楽も続けたいから、高校からは吹奏楽に変更しようかと思う、と、色々と考えていたガル男。
見学は翌日行くことになり、この日は家に帰って来てから、仕入れた情報を色々と話してくれた。「防具とか色々で全部で15、6万円くらいかかるらしいわ」と。
ちょっと待て。ガル男よ、高校からは、アメフトしない確率が高いんだよな。
てことで、素朴な疑問をぶつけてみた。
「あと何試合あんの？」
と。
聞こえて来た回答は
「2試合」
2試合のために防具15、6万・・・
王様の遊びかっ
ガル男くん、よ～く考えよう。
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