いよいよ、ムスコのガル男、編入する学校に登校する日となった。それは2学期初日よりも数日早く訪れた。編入生のためのオリエンテーションを兼ねた補講のようなものだったのだ。

 

朝、カバンの用意をするガル男。「筆記用具を入れなね」というオカンに「ひっ・・・それナニ?」とご質問。「ペンとか消しゴムとか」というと、「それは入れたけど」という答え。もしかして・・・と思い一応確認にお伺いをひとつと思ったオカン。

「それって筆箱に入ってる?」

 

答えは案の定「No!」 

ガル男の筆記用具、カバンの中に直入れ

アメリカのパスタかっ

 

 

思い出す、ムスメのガル子がアメリカのハイスクールのクラス分けテストの日のことを。学校へ送っていくと、ひとりの男の子もやってきた。鉛筆2本と消しゴム1個を右手でつかんだ状態で・・・

コケたら終りやな

人生を左右するかもしれない大事なテストに、この感じ

 

思い出す、各学期の最終日、ガル男は、もう勉強はないから、とズボンのポッケにシャーペン1本だけを入れて登校したあの日のことを・・・

 

こうして、『筆記用具、カバンに直入れのガル男』が出来上がったのだとしたら・・・

 

それやったら、しゃぁないな、と気持ちを入れ替え、コレにいれてけ、と黒一色のオカンのポーチの中でも、いっちゃん男顔をしたポーチを渡したのである。

 

日本語のオリエンテーションで、ガル男の頭の中には、いったい何が残ってきてくれるのだろうか。帰ってきたらムスメのガル子と一緒に答え合わせをしてやろう。

 

 

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