ガレージセールを行うと、散歩中に寄ってくれるご近所さんや、ピックアップトラックであちこち回って山ほど仕入れて転売するプロ集団など、様々なタイプのお客さんを見ることができる。

 

開店して2時間くらいたった時だったか、よく見る業者で、シカゴからの引っ越しの時に割れ物梱包をして運んでくれたトラックがやって来て、

 

なんと我が家の前に止まり、男性2人が降りて来たのである。「はて、来月の引越しの件でこの業者が委託されて何か確認事項でもあんのか?」と思っていると、おもむろにゴルフクラブを一本取り、軽く素振りをして、聞いてきた。「コレ、セット売りじゃやなくて、バラ売りできる?」と

客かいなっ

 

仕事中にガレージセール巡りとは、やるなぁ。いやぁ、日本でやったらこんなもんすぐ着火、大炎上のネタである。このほかにも電気工事の車でやってきた人も。「ほなまた仕事に戻るわ~」と言って帰っていくのだ。これもまた許されるのがアメリカ。いやぁ、実にらしくていいなぁ、と思わずほっこりしたのである。

 

すると、前の通りからご近所さん2人組が「どう?売れてる?」と様子を見にやってきてくれた。「え~このキッチングッズも売っちゃうの?」「せやねん、日本のオーブンに入らへんからさ、泣く泣く手放すね~ん」などと楽しく会話していた。

 

今思えば、このご近所さんの登場は、とてつもなく大きな意味を持っていたのである。もちろんこの時はまだ何も知らない。まさかこの後、ある事が大きく動き出す、なんてことを。

 

 

 

 

ダウンランキングに参加中。ポチっと押してってねん

 

アップこの画像押したら、ブログ、フォローできまっせ~