大物家具の整理が進んで行っている。掲示板を使ったり、友人もLetgoというアプリで我が家の商品を売ろうとしてくれたり、メールを送ったりと、デジタル断捨離の波に乗っている最中である。

 

実はここに至るまでとある掲示板サイトでひと悶着あったのだが、それはまたQマガジンで綴るとして・・・

 

ところがだ。とある大物がなかなか売りさばけないでいるのだ。それがソファ。家族4人で並んで座れる、座面の深いゆったりとしたソファをアメリカに来てすぐに購入したのだが、これがどうしてなかなか売れないのだ。

 

ということで、売れるかもしれないという可能性のあるものには全て参加しようと決意。土曜日、この通り全体で行われた春のガレージセール祭りに出品することにしたのである。

 

この祭りは1か所にモノを集約させて売るのではなく、いつもと同じ、家の前のスペースに並べればいいだけ。参加表明だけしておけば、告知を自分でしなくてもよく、買う側もひとたび足を運べば、あちこちでセールが行われているので、週末のイベントのようにもなるというものなのだ。

 

ということで、ソファーをガレージの中まで運んでおくことにしたのだが、ガレージに繋がる廊下は狭く、一旦玄関から外に出して、ガレージに戻るというルートをとることに。

 

しかし、これがクソほど重い。これを運ぶための要員にあてがわれたのがアラフィフのオバハンとガリガリのもやしボーイ。

戦闘機ナイの一緒・・・

 

まず、玄関までは調子よかった。ソファの足に毛布をかませて押せばいいから。関所は玄関の段差からのコンクリと芝生道を渡り、90度曲がってガレージへ入るというこの行程である。

 

なんとか玄関の段差をクリアしたところで、一旦置こうとなっておいた途端「痛い痛いイタ~イ」とムスコのガル男。見ると、靴裏の土を落とすための外用マットの上に指がのっているのだ。

そのマット、たわし素材

 

指を抜こうと動かすと、ザラザラザラ~とたわしパワー爆発して2次災害を呼ぶという。オカン、ガル男側のソファを必死に数ミリ持ち上げて、指を抜いて、「クソが~」と英語で吐き捨てて生き延びたガル男。

 

 

その後が最難関の芝生部分。1ミリでもいいから浮かさないといけなくなり、決死の覚悟でその数歩に挑む。運びながら頭にうかぶは、力尽きて芝生の上に落とすという最悪の状況。「あー、アカン」いうて手離して

ソファ、緑の汁べっとり

みたいな。

 

アカン、絶対、キレイなまま運んで、高値で売ったんねん、という根性だけで芝生ゾーンを切り抜け、無事ガレージに辿り着いたのである。

 

ソファを無事運び終わって沸々と湧く想い。コレ、旦那がやっていくべき作業やったんちゃうんか・・・・。首振りオッサン人形とか片手で持てるようなもんだけ運んで帰りやがって・・・

 

決めた。

ソファ売れたら、そのお金でガル男とエエもん食べたる。オバハンともやしボーイのソファ大移動記念パーティやん。記念事業として、周年パーティも今後やっていかんとな。

 

こうなってもうたら

もはや、執念パーティ。

 

お後がよろしいようで。

 

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