家を片付けていて、いらないと分かっているのに、これがどうしてなかなか捨てられないモノがある。それは、海外のお金、硬貨である。

 
先日、引越しの片付けをしていると、旦那が使う引き出しに小さな袋を発見。開けてみると、硬貨がジャラジャラ。忍び寄る老眼と戦いながら、コインの文字を読んでいくと出てきたドンにペソ。
絶対今いらん
 
それでいて、出張でドンやペソの国に行くことになったとて、このコインの存在なんか全く思い出さないのだ。そうやって1円いや1ドンの利息もつかないまま、引き出しに眠り続けるのである。
 
我が家は今、2度のガレージセールのおかげでお察しの通りコイン王国なのだ。カード社会のアメリカで山ほどのコインを消費することもなく、このままでは、セントくんがドンペソの仲間入りを果たすだけだと思い、近所のスーパーへ向かったのである。
 
ここにはコインを入れたら計測してスーパーで使う金券か、いくつかのショップの利用券に変えてくれるマシーン、その名も「コインスター」なるものが設置されているのだ。
 
ムスコのガル男とともに行き、いざ交換。
そのスターの口に硬貨を投入。しかしコインはその場所にずーっと居座ったまま。画面の絵をみると、片側を持ち上げるようになっている。
 
まさかの手動‼︎
 
片側をあげると、滑り台のようになり、コインたちがわーいわーいとマシーンに吸い込まれていき、計測が始まる。数秒待つと出てきた数字$26.09。
 
これをスーパーの金券にすると手数料が取られるのだが、アマゾンなんかで使えるようにすると、まんまの金額が行けるのだ。その「まんま」を許してくれる契約店を見ていくと、なんとスターバックスが名を連ねていたのである。
 
迷わずスタバを選びますやんか~
で、出て来たのが
レシートスタイル
これでスタバ金券ということらしいのだが・・・
 
26ドルの価値を紙切れ一枚
 
心ぼそ〜
しかも、注意書きを読むと、印字は日に日に薄くなるので、写真を撮っておくなどして保存するようにと書かれている。
 
ますます、心ぼそ~
というわけで、すぐに携帯でスキャンしておいた。
 
手数料取らへんねん、この辺の物にもお金をかけてられへんのはわかってや~というメッセージを強く感じる・・・。
 
まぁ、ありがたいことに、ロスの空港には、スタバがあるので、最終帰国の日に、そこで使い切るという最終手段もある。
 
 
こうして我が家のドンペソとセントくんとの交流は中止され、ガル男とオカンがスタバで乾杯、となるのであった。
 
 
 

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