さて、いよいよムスコのガル男、7年間のアメリカ、バンド生活の集大成、ネバダ州代表吹奏楽コンサートの日がやってきた。



これはネバダ州の各郡の選抜メンバーの中から、更に選抜されたメンバーで構成され、用意されたリハーサルの2日間で、初めて合わせて本番を迎えるというコンサートなのである。



木曜日の朝8時から練習とあって、我が家、前日の水曜日から車で約7時間かけてリノからラスベガスへと向かうことにした。



アメリカの田舎の道を走るため、どれほどの数のそしてどれほどのレベルのレストランがあるか信用できなかった我が家は、道中、家族それぞれがどんな「クチ」になっても対応できるように、塩もんから甘もん、ソフトタッチからパリッとタッチまで色んな食べ物を積んで出発したのである。



家から20分で

すでにこの景色。

この程度、序の口のネバダは、ここから本気の景色を見せてくれるのである。



岩山を抜けると

広い砂漠の中に道だけがある状態、というのがしばらく続く。


そして次に現れたのは

湖。ウォーカーレイクというところである。



と思ったら、正面に急に

岩山。


この変貌ぶり、まるで

カメレオン俳優

菅田将暉ばりに表情をコロコロ変えてくるのだ。



そして少し進むと、世界最大の武器庫というのか

ホーソーン陸軍軍需工場があった。

ここ何もない時はほぼ稼働しないものの、有事の時は、ここで武器が生産されるという・・・。



その後もただひたすら砂漠の中を走り続け、やっとガソリンスタンドが現れたのである。さらり書いてきたが、ここに来るまで約4時間。



ここから先約144キロはガソリンスタンドがない、という。まさか、小さな町すらをも作れないくらいの砂漠が続くという意味なのでは・・・。



よってここで給油。そのガソリンスタンド併設のバーガーキングでお昼ご飯と休憩をとり、残り半分、ラスベガス目指して出発したのである。



ガソリンスタンドのあった小さな町など、2分で通り過ぎ、すぐにこの景色。

これこそネバダの自然が見せてくれる本気の姿。


こんなものを持つネバダ州にワタシは2年も住んでいたのかと思うと、感謝しかなく、この少し西にあるヨセミテなど、もはや行かんでもよろし、という気分になったのだ。


なので、

あの名台詞を使うと、こうなるのだろう。


ここがワタシのアナザースカイ


ヨセミテの横です!!



そう、横で十分。



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