10月のハロウィンから始まるアメリカ・イベント目白押しライフ。クリスマス後、年末年始がある、と思っていたのに、アメリカ嘘のようにドライに、サクッと過ぎていき、1月2日から出勤の旦那を見送って、沈みがちになる駐妻は多いらしい。

 

かくいうワタクシもシカゴへきて最初の頃は、アメリカの行く年くる年スルーが敵であるとは知らず、うっかり何敗かしてしまっていた。

 

もう次のイベントはないのか?と、2月、スーパーボウルで全米が湧く中、アメフトに興味のない人には通常の日曜のため、テンションを上げそこね、今年は冬が長引くか、いや春が早いかをモグラに占なってもらうという、サッカーワールドカップのタコ占いの時と同じく

誰に占ってもらってんねん

というイベントもあるのだが、そんなもんで気持ちが上がるわけもなく。冬という季節ウツなんかも手伝って、本当にこの時期は難しいと感じる人が多いだろうと思う。

 

そんな時、駐妻足掛け12年のあたくしは、意識的に行っていることがある。それは、1月2月はテンション上がる店に身を置き続けるということである。

 

砂漠の田舎町リノだが、新進気鋭な人たちが頑張るミッドタウンというところがあり、そこに出来たベーカリーが

シャレた店構えで

 

シャレたインテリア。これはもうまるごとサンフランシスコみたいな雰囲気で、

コピペしたか?

というくらいサンフランシスコなのだ。

コーヒーとともに、ここにどっぷり身をゆだね、この難しい時期の自分を少し引き上げることで、トータル、フラットに保つようにしているのだ。

 

中でもクイニーアマンのクリームブリュレは中にカスタードクリームが入っていて絶品で、朝の9時半には売り切れてしまう大人気商品。

 

見よ

この美しい輝きに、とろりと滑らかなカスタードクリームを。

 

これまでのアメリカのカスタードクリームの入ったケーキやエクレアは、裏ごしをすっとばした感満載の、ぼてっと重量級カスタードだったのだが、ここのは違う、そのなめらかさ、まるで

舘ひろしのシルクガウン

知らんケド

 

華奢でオシャレな雰囲気、日本では当たり前だが、アメリカにはないと思い込んでいたもんが目の前にあるという奇跡・・・、手に入るのか、という感動

 

不思議なもんで、こういうことで気分が上がってきたりするのだ。しかもこういうところを旦那主導で連れてこられると、「ここでの生活も捨てたもんちゃうかも」と、諦めかけていたその土地での生活に急に光がさしこんできたような気持ちにもなったりして。

 

うちの奥さん、ちょっと最近うまいこと回ってへんなと感じているアメリカ駐在夫の皆さま、yelpで1位2位のベーカリーに週末、奥さんを連れ出してはいかがでしょう。回り出すきっかけになるかもしれません。

 

この時期、沈むのは一人だけとちゃいますねん。しゃぁなし、と割り切って、自分にとっての丁度エエ浮き輪を見つけてください。

 

 

ちなみにアタスの浮き輪は、こんな感じ。

 

 

エエの見つけたわぁ

 

 

 

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