アメリカ、高速道路を走っていると、よく出くわす車両がある。それは、特大貨物を積んだトラック。
「大きい」というても、そのデカさ、規格外。
鶴瓶がCMで「うまいもんはうまい」と言うように、アメリカにおいて「デカいモンはデカい」のだ。
先日、横を通り過ぎたそのどデカトラックが積んでいたのは、金持ちの家の庭に設置すんのか、埋め込み用の屋外プールタブ。つまりバスタブの何十倍もデカい「プール」を運んでいたのだ。
そしてそのトラックには
デカいもん積んでるでと堂々と言い切るサインがひとつ。
わんぱくぶりが半端ねぇ。
丸大ハムか思たわ
9割方その気がないのに言う、大阪名物「行けたら行くわ」みたいな、曖昧ワードはここにはない。
デカいで、はみ出るで、気ぃ付けや
ストレートに伝える姿勢にアメリカのたくましさを感じたのである。
ただ、ひとつ・・・
この車両の横を通り過ぎるのはリノの細い道では、ただただ恐怖。アメリカに来るまで19年ペーパードライバーだったワタクシが、アンパンマンを超える勇気と共に左の壁すれすれに車を寄せて追い越してみた。
しじゅうを超えて、「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」を異国の地で習得しつつある気がしたのである。
お若い読者にはピンとこなかったかしら。
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日本は、猛烈にデカい貨物の運搬は、誘導車がついたり、時間指定があったりして、昼間にお目見えすることは少ないのかもしれないのだとしたら、この恐怖もまた貴重かも。