先日、用があり、とある場所へ向かった時のこと。
車をとめ、建物の1階正面から入り、向かうは4階であると判明。
フロア中央少し手前、全体を見回せるように階段がある。素敵な建物であったので、そのおしゃれな設えを見ながら上がろうと階段を選んだ。
2階につき、3階へ向かう頃には、引くほどの息切れを起こしていた。各フロアの広い踊り場にはラウンジなどがあったので、素敵だなぁ~と思い立ち止まる風を装って、呼吸の乱れを必死に調整。
歳か、そない歳を喰ったのか、と認めたくない現実を前にし、イヤ、でも、ピラティスでそこそこの負荷をかけながらの運動を週3やってるし、ストレッチもこまめにしている、家の中の用事はなんやったら小走りで移動しているし・・・と大小さまざまな『大丈夫なハズ根拠』を並べ立てていくのだが、鼓動の速さと息切れは嘘つかない。
4階へ辿り着いた時には、恐ろしいまでの息切れと疲労感であり、どっかの山に登頂でもしたかと思うほど。いや、ホンマ
微熱出るか思たわ。
その夜、旦那にその話をして、勢いよく年老いていっているかもしれない、と伝えると、「ちゃうやんか」と軽くひと言。「ここ高地なん忘れたん?」と。
せやった。ここは高地。標高1400メートル。つまりワタシは階段上り下りで、もくもくと高地トレーニングを行っていたのだ。
引っ越してきた当初、家のモップがけで休憩をはさんでいたほどだったのだが、今や、モップかけながら小走りの生活ができている。あの階段かて、半年前なら、途中でエレベーターに切り替えていたかもしれない。
この半年で、酸素を多く供給できるカラダになったのだ。
こうなるとこのカラダには最高のパフォーマンスが期待できる。あとはただ一つ。それを実行にうつす
試合をくれ。
酸素はたくさん供給できるが、本日もしっかり四十肩。