9月から始めたマシンピラティス。月4回から8回コースに切り替えてもなお順調に続いている。

 

 

柔軟性を高めるストレッチのクラスと、負荷を感じながら全身を鍛えるコースをとっている。

 

先日、そのストレッチクラスに行った時のこと。このクラスは、50代後半の先生が担当しており、先生の派手さ、Tシャツの後ろを切りさいてシャレたスポブラ見せて「どや!」という格好良さが売りで人気を取りに行く若手とは違い、地味で、自己完結なジョークを飛ばすけれども、生徒たちのカラダの使い方をきっちりと確認し、微調整してくれる、安心の先生がしきっている。

 

 

よって生徒たちも、ケツぷり~ん、腹ばっきばきのカラダを手に入れたい、という若手ではなく、日常生活の動作を今よりも少しラクに、そして転ばない毎日をと願う四十路から古希ちょい越えあたりを取り揃えた、渋い顔ぶれなのである。

 

朝9時からオバハンたちが必死にストレッチをする。先生が言う、

Feel the body melting into the reformer.

溶けていくのを感じて~、と言いながら溶けていく先生。

 

スタジオの我らみな

カッチカチ

 

先生1人、パチンっと音鳴らす時のホッチキスのように二つ折りになってんのに、わたしら、ストッパーとれたトングみたいにビロ~ンと広がっている。

 

 

「全然、溶けへん」

と思わず声を出すワタクシ。それを聞いた、先生も一向に溶け出さない同志たちも、一斉に笑い出す。あら、英語でウケたやん、となんとも言えない嬉しい感情が沸いてくるワタクシ。

 

 

いつもはスベるのに、たまにウケた時に、喜びを隠せず口元が緩むデイブスペクターの気持ちを知った。

 

 

デイブも異国の地で頑張ってはんねんな。

 

 

 

来月からは月何回でも行けるっちゅうコースにしようかと考え中。