アメリカに来て、5回目の冬が終わろうとしている。
現地校登校初日、緊張のあまり顔の筋肉が引きつり、ジャコみたいな目になっていたウチの子たちも、今や、堂々と英語を話し、変な発音をオカンがすると
「そんなん言わへん。オレらアメリカ人はな、こう言うねん」と直される始末。
オマエ日本人じゃ
とアメリカ人代表みたいな子供たちの発言にイラっとさせられる日々。
そんな、英語を話せる子供を持って知ったことがある。彼らの脳内、大きく英語で支配されてしまうと・・・・
英語をカタカナにできない
という共通の不具合が勃発ということを。だから補習校の入学式や卒業式の生徒代表の言葉にも表れてきて・・・。
「イント―ナショナルな世界に・・・」
「私のアイデントティーは・・・」
こんなもん英語で発音させたら、惚れてまうほど花丸の発音をする子たちが、急にたどたどしくなるという。
うちの子供たちも言う。その仕組みがわからない、と。
cakeはケーキ、なのにpinkはピンク。同じ「クッ」で終わってるのに、キになったりクに変わったり、と。全く同じことを友人の日本語が話せるアメリカ人旦那も言っていたのを思い出した。
確かに・・・、考えたことなかったわ。
そんな日常がありながら、先日参加した、涙、なみだの補習校の卒業式でのスピーチで壇上の女の子が言う。
「いっぱいパーテーもして楽しかった」
急に幹部クラスのオッサン登場
このギャップ、もう、かいらしてしゃぁない。
英語からのカタカナ変換は、やっぱり相当難しいらしい。
ポチッとプリーズ。あゝ、おおきに。