アメリカに限らず、そう思って過ごしている人がいるのは確か。


このブログに行きあたる検索ワードに、「駐妻、うつ」だとか、「駐妻、生きがいが見いだせない」など毎日のように上がってきている。


タイでの生活は目の前に海、コンドミニアムには専用プール。最高の条件でありながら、いつかやってくる帰国の日を想像し、こんな生活して、あんなもん買ってと、その必ずやってくるその日を支えに生活している節があった。


タイ滞在の3分の2は、ここが落ち着いて過ごせる自分の居場所とは受け入れられなかった。


その大きな理由の一つとして、「自由な外出」の制限にあったと思う。


だから、アメリカへの転勤が決まったとき、車社会の生活を想像し、自分がアメリカでの生活を謳歌できるかどうかは、車の運転にかかっている、と思った。


19年間のペーパードライバー返上。

日本にいる間に近くの自動車教習所へ行き、10万も払って運転の練習をしていった。


先日、車の運転が怖く、外出は旦那さんがいる土日以外は全くしない、という奥さんがいるという話を旦那から聞いた。


お客さんとの食事の席で、そんな話になり、「お宅はどうされてるんですか?」と聞かれた旦那。「うちは、あれですわ、ここに来た翌週から、子供の送り迎えとかせなアカン状況で。やるしかない状況やから、どうってことなくやってるんとちゃいますかー」と答えたそうな。


もう、言いたいことようけあるわ…


「活発な奥さんですねー」と言われたらしい。

コノヤロー。わてかて、心臓バクバク言わせながら車走らせてたんじゃ。ガラスのハートやっちゅうのに、なんや、毛むくじゃらの心臓の持ち主みたいないい方しやがって!!


とまぁ、要するに、ここシカゴでも外出できない奥さんが現にいる、ということ。

最初はよくてもだんだんつらいやろな、と思う。


自分が不得意とわかっており、怖いとまで思っていることに挑戦するほど若くない、というか、そうしなくなって随分たっているから、どうしてエエのかようわからんのかも知れん。


ただ、それに挑戦してみることで、開けるものは多くある。


今や運転している自分をふと客観視することがあり、その瞬間に、わーっと嬉しい感情が出てきて、なぜか、車の運転が毎日の自分への自信になっている。そのたびに、ここが自分の今の居場所やなぁ、と思えて落ち着ける。


何がきっかけでアメリカ生活が楽しくなるかはその人次第ではあるが、とにかくお腹がゆるもうが、お転婆扱いされようが、小さくとも挑戦することが大事なんやろう。その先に、平凡だが苦しむことのない日々が待っている、ような気がする。


と「うつ」に関して話し合った今日のバイブルスタディを受けながら思ったのであった。



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