駐妻は旦那の任期があるので、だいたい2~3年で帰国する。

 

夏休みにちょっと帰る一時帰国に対して、この帰国を「本帰国」と呼ぶ。

 

 

駐妻同士は、

 

別に気が合って一緒にお茶をしてるわけじゃない

意気投合したから一緒に習い事をしている、わけじゃない

 

という状況が当たり前の場合もある。

 

 

だからといって、面と向かって「だから、あなたとはやってらんないのよ~」とは言わない。

 

 

そうしてため込んで、ため込んで、最後に大きな爆弾を一つ落として、スッキリした~という表情で本帰国していく人もいる。

 

爆弾が落ちた瞬間、みんな凍りつく。

 

本人スッキリ。

スッキリ奥さん帰国後、残されたメンバー、気まずい。

頼む・・・

変な爆弾落としていかないでくれ、みんなそう思う。

 

そして、この私も爆弾落とされたひとり。

 

同じマンションにやってきたD子さんとは、考え方が大きく違ったもんだから、深入りせず軽くお付き合いしようと思った。

 

これは、日本じゃよくある話で、特に何の問題もおきないんだけど

 

こと海外となると、どんな相手でもある程度の深さまで付き合うってのが普通になっちゃってるから

私のような行動をとると、誤解をまねく、まねく。

 

当時、同じマンションの隣にすむファミリーは同じ関西出身で帯同したのも数日違いということで、意気投合し、子供も年齢が近いからと、よく遊ばせていた。

 

 

D子さんは、私の軽く付き合うという態度が、「その仲間に入れないように阻止している」と捉えてしまい、少し離れた場所に住むQ子さんに話をしていたらしい。

なんでそうなるかね・・・

 

Q子さんの本帰国が決まった時、お家に招待されてランチとなった。

 

本帰国いつなの?どこに家を決めたの?と何にも知らずに能天気な質問をするわたし。

 

 

Q子さんのテンションは上がっていかない。どうしたんだろうと思っていたら.......

 

 

「ま、あなたも誰かと2人でべったり一緒にいないといけないタイプみたいだから、これから先も寄生虫のように人に依存して日々を過ごせばいいと思うわよ!」

と吐き捨てるように言ったのである。

 

 

えらい爆発したでぇ~

 

 

噂や、片方だけの言い分だけを信じ込んで行動にでるというのは、本当に危険だということを身をもって体験。

 

 

でもこんな四方八方火だらけの爆弾も

 

あぁぁ、わたしが?そんな感じになってるのかぁ。いやぁ、そうなんかなぁぁ~

 

とちょっとアホになって答えるが一番よいとうのも学んだ(笑)

 

 

意見するわけでもなく、誰かを責めるわけでもなく。

「はぁぁ?ナニを言うてんのよ!」とか

喰ってかかっちゃぁ絶対ダメ。

 

だって、爆弾の元となった話は誤解で、誤解の上に想像の話という火薬がいっぱい詰まっていて暴発したのだから、争うほどのことでない、ということなのだ。

 

この経験からかな?人のうわさとか、評判とかもう気にしなくなったのは。

 

 

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