日本でもおなじみのKrispy Kreme!
ここシカゴ北西部の我が家の近くにもお店がある。
日本と違って、やっぱり車社会のアメリカ、ドライブスルーでの利用客がほとんどで、だだっ広い店内で食べている人は本当にわずか。客が店内にいないことの方が多いかもしれない。
ここへ、初めて来たとき、ちょっと驚いたのが、スタッフから投げかけられる最初の質問だった。
「今日は全部で何個買うつもりなの?」
と来るのだ。
何が知りたいんかなぁ、と思いながら数を答えたのである。
すると店員さん、「了解!」と返事して、その数にあったサイズの箱を手に持ったのである。
そう、いくつ買うのか知りたい理由は、ドーナツを入れる箱のサイズを決めたいからだったのだ。というのも、ここはオーダーを取りながら、トレイにドーナツをのせるのではなく、直で箱へ入れていくからなのだ。
これが、この店でのドーナツの買い方だったのである。
そんなある日、日本人らしき若いカップルがオーダーをしているところに出くわした。
アイ ウォント トゥー バイ ディスワン ワ~ン、 アーン ディスワン ワ~ン、 アーン ディスワン ワ~ン....
「コレを1個と、これを1個とコレを1個と~」と注文しているふたり。
すると、店員さんが
Wait,wait! how many are you gonna buy in all?と聞いたのである。
カップルちゃん
ワン!
と答えたのだ。
One?
ふたりで来て、1個・・・と店員さんわからなくなったのか、聞き返したのである。すると、カップルちゃん
イエス、ソー ディスワン ワン、 ディスワン ワン アーン....
とさっき注文していたのと同じスタイルで言い始めたのである。
困った店員さん
Oh! you mean a dozen!
と言いながら、12個入るでっかい箱を見せたのだ。
ノー、ノー、ノー!
日本人、びっくり仰天。12個も買うかいな~の驚きである。
そこへ、店員さんのインカムにドライブスルーのオーダーが入る。
Sorry!
と言ってオーダーを中断させられてしまったのだ。
我が家は横のレジで精算を済ませ、帰るところだった。オーダー方法を伝えるのは余計なお世話か否か、しばし考えたが、やっぱりドーナツに早くありついて欲しいと思い、お伝えすることにしたのだ。
「トータルで何個買うのかを最初に言うんです・・」と。
「えっっっ?そうなんですか~?全然~、なんで伝わらないんだろうって思っちゃったぁぁ」
なんかヤングぅ~
あの店員さんの文章の最後の in allを聞き逃すと会話が成立しないのだ。しかもその最後のこの二つの音って、ちょっと最後の吐息というか最後ギリギリ残っている息で転げて落ちる感じに「イノ~」って来るから、すっ飛ばしがちでもあると思うのだ。
何気ない音であっても、大きな意味を持つ。
みんな
学校で習ったのとだいぶちゃうなぁ、と思いながら
英語、がんばっております!
押してくれたら嬉しいです