ある日、とても感じのいい人が引っ越してきた。


A子さん。


同じコンドミニアムにはA子さんのご主人と同じ会社に勤める方が1人いた。

その奥様B子さん。


この土地では同じ会社ではあるが

日本では親会社、子会社の関係。


親会社にご主人が勤めるB子さんは、引っ越してきたばかりのA子さんをお茶にさそった。


A子さんは、その日は翌日に使用する子供のものを買いに行く予定にしており

その誘いを丁重に断ったらしい。


来て間もないときというのは

あれが足りない、これが欲しいと、何かと忙しいもの。


数日後、B子さんはA子さんを再びお茶に誘った。


A子さんには用事があり、お断りをしたらしい。

そして、何度も誘っていただいてるのにお断りして申し訳ないと。落ち着いたら、お茶にお誘いさせていただきます、と礼儀正しく伝えたのだ。


ここから問題が起きるのが駐妻たち!!


お茶の誘いを2度断るなんてありえない!


きたきた。


もう、わたし彼女を二度と誘わないわ。


B子さんのご立腹具合、半端ない。


だけど、お茶を2回断ってはいけないというルール、知らなかった。


今は同じ会社だけど、あたしのとこは、親会社なのよ、という怒りがもう我慢しきれず、溢れ出してる。


いつも思う。


勤めているのは旦那だ。


なぜ、旦那の会社、職種で奥様がランク付けされないといけないのか.....




覚えておこう、お茶の誘いは2回まで。