ボラボラ滞在最終日、
ボラボラ島を船で一周するというツアーに参加しました。
フランス語、英語が出来なくても安心！！
日本語ガイド、ボラボラディスカバリーツアーというやつです。
わたしはこの日、
朝からお腹の調子が絶不調で（生理前のあの嫌なやつ）
トイレのない恐怖と戦いながらの約6時間、
苦しみながらも最高にエキサイティング～な体験をしました。
エイ・サメの餌付け、マンタウォッチング、
シュノーケリングにランチ付きで、
一人17,000フランぐらいだったでしょうか。
これが高いのか安いのかわからないけど、
行ってよかった！！それだけは確かでした。
夫があんなにきゃぴきゃぴしているのを初めて見ましたから。
それもそのはず、あのいつもは水族館で悠然と泳いでいるエイが
まるで猫か犬のように無邪気に人間に擦り寄ってくるのです！！
餌ちょうだい！と言わんばかりに、
手なのかわからないけどヒラヒラした部分で人間をタッチしてきます。
表面はぬるっとしていて、
裏はざらっとしていました。
いつのまにか辺りはエイだらけになり、
エイを触りにきたはずの人間たちが、
エイに触られまくってひゃーひゃー言ってるおかしな図に。
そしてサメも現れました。
人間は食べられたりしない、
おとなしいサメだそう。
だけどめっちゃビビるっつーの！！
サメ的にもイライラしてる日があるかもしれないじゃない！？
水面からのぞく背びれはまさにジョーズ！！
今生理が来たらどうしよう！！
いくらおとなしいサメでも殺気立っちゃう？！
とか思いながらちょっと離れた位置で観察しました。
続いてマンタを見るべく、
船で移動しマンタポイントへ。
シュノーケリングで深めの海を泳ぎながら
しばらく待っていましたが、残念ながらマンタは現れませんでした。
それでもあのお魚の多さといったらもう。
泳げないわたしがこんな深い海に浮いてるなんて信じられませんでした。
そのあとはキレイな海にちょこんと浮かぶモツ（島）でランチでした。
現地の方も今でも手で食べるのかわからないけど、
ちょっとそれっぽく手で食べました。
ここのご飯は美味しくて、
過去にツアーに参加された方の中には、
翌日もご飯だけ食べに来たりする人がいたんだとか。
本当かなぁ～。確かに美味しかったけど、
ホテルのご飯のほうがよっぽど美味だったなぁ。
（単純にお腹痛かったからかもしれないけど）
でもこんなに美しい景色の中いただくご飯なんて、
なに食べてもいいじゃんって感じになります。
昼食のあと、ちょっぴり休憩があって、
それからボラボラで最も美しいとされる
シュノーケルスポット、コーラルガーデンに行きました。
ランチの残りのパンを持って海に入ると、
魚たちはすごい盛り上がりを見せていました。
パンと間違えたのか、あちこち噛まれ、痛い思いをしながらも、
楽しい時間はあっというまに過ぎてしまいました。
わたしたちの泊まるホテル以外の方は
そのまま船で各ホテルへ送迎だったのですが、
わたしたちはホテルが離れていたせいか、
途中で降ろされて車で別の港まで運ばれました。
その車道はぼっこぼこで、
まるでディズニーシーのインディージョーンズ！！
数回乗るにはなかなか楽しいけれど、
生活上これってどうなの？？って感じでした。
ホテルにいるとわからないのだけど、
このあとのタヒチ島でもそうなのですが、
ボラボラ島は野犬がいっぱい。
あちこちで結構大きな犬が堂々と暮らしていました。
現地の方でもこの野犬に襲われて怪我をしたり、
病気になったりするそうなので気をつけなければなりません。
ただ、タヒチアンは犬を食べるということもあるんだそう。
犬を襲ったり襲われたり、なんとも原始的な一面を感じます。
このツアーで、
ボラボラのほんの一部を見たに過ぎないのだろうけど、
世界ってでっかい！！人間ってちいさい！！っていう
ありきたりな言葉で締めざるを得ない貴重な経験となりました。
人間のためだけに地球が回っているわけではないのです。
あぁ、東京湾から変なニオイがするのはどうしてですか・・・
あいあい