その昔

ちーさんがまだ小学校高学年だった頃

ちーさんとお友達でママの年齢を話していたことがあって

 

ちーさん

「ママは40歳なんだよ~~」

お友達

「うちのママは22歳」

ちーさん

「へ~~~若いんだね~~ママ」

 

横でお友達のママはおすまし顔(笑)

 

なんでも

子供に年齢を聞かれるたびに22歳とお話ししていたみたいで

純粋なお子は全くもって疑っていなかったという笑い話

そのお友達はその後しばらく22歳を信じていたみたいだけど(笑)

 

事実を知ったのはいつだったのか

思春期に入りかけた頃だろうからどう感じたのかな~って

たまに思いだし笑いをしてしまうんだけど

 

今日お菓子教室でそんな話になった

 

仕事していても絶対にぜ~~たいに年齢をひた隠しにする人

ちらほら

家の会社にも居る

 

私は年齢を隠したことがない

いつでも年齢を聞かれれば正直に答えてる

先月に誕生日を迎えて、57歳になった。

57歳って

もう60歳じゃんと思ったのが、ひとつ年を取った感想だったニヤニヤ

 

人様に自分の歳を正直に言ってるのが、失礼だと言われたこともあったけど

逆に歳をひた隠ししている方が

頑張って生きてきた自分に失礼じゃないかと思ってしまうの

 

だって生きている限り誕生日は来るわけで

誰もが老いや死に向かって生きているんだから

隠して美学と思ってるその気持ちが理解できなくて(笑)

 

体は老いる

どんなに食べ物や美容に気をつけても

テロメアは傷つき、内蔵も老いる

見た目若くても一つ病気にかかればあっという間に年齢以上にふけるし

あちこちがたがたなのは日々感じちゃう

60歳って遠い年齢と思ってしまうのは

自分のおばあちゃんはすでにおばあちゃんだったからかもしれない

だって実母のおばばは

60歳の時は今の私以上にパワフルで若かったから。

 

そんなおばばは

晩夏から体調を崩し、ほんの数ヶ月で本当の老人になった

食事が取れなくなり、衰弱し

たった1ヶ月あまりで20キロ近く体重が落ち、歩くこともままならなくなった

食事が取れないことで認知機能の障害がでた

認知機能の低下と認知症のどちらともつかないグレーな部分で

今老人性鬱で入院をしている。

鬱の引き金は恐らく、こーさんのかーさんが亡くなったことだ

 

 

あまりに急激な変化

受け入れがたい事実

まだどこかであの元気で竹を割ったようなおばばが

戻ってきてくれると期待している、おじじとけんさん

 

でも私はわかる

もう、あのおばばは戻ってこない

うるさくてしつこくて(笑)

そんなおばばは、ドロンと消えてちゃった

 

「seiちゃんが入院しなさいって言うなら、入院する」って

黙って病院に行ったおばば

 

 

 

おばば今日

一つ年を取った。82歳

去年のお誕生に誰がこんなおばばになってしまうと思っただろ

でも

認知力が低下したって、歩くのがやっとだったとしたって

おばばの人生はまだ続いていて

私のラインに返事が来なくても、おじじにハンドクリームを頼めるし

美に貪欲なおばばの根底は何一つ変わっていなくて

だからこれはこれで素敵な年の取り方なのだと思う

 

 

ママ

お誕生日おめでとうバースデーケーキ

もうじき退院できるから、帰ってきたらお誕生会をしようね

近所の美味しいケーキ屋さんでケーキを買おう

カシミアのショールも用意したよ

もうホテルのお食事会もなかなか大変になってしまうから

おうちでお誕生会かな

ママが頑張れるなら、また恒例の新浦安のホテルにみんなで行こう

ゆっくり歩くママをハルが手を引いてくれるよ

忙しいって言ってないで、もっと海を見に行ったりすれば良かったかな

春になったら、こーさんに連れて行ってもらおう

 

ママ82歳おめでとう

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