3月2日

朝、いつもの散歩コースに向かって歩きたそう

近くの銀行まで歩く

体調悪くなってからは初めて


夕方

いつも立ち寄っていた近くのお洋服やさんへ、歩こうとする

お店のKちゃんが中にいれてくれる
ゆっくり、ゆっくり
お店の中を2周
ディスプレイのくまちゃんを眺め
奥のフイッティングルームまで

この日は、夜も外に出たがる
エレベータの前でじっとしている

Kちゃんが、クローズの作業をしていて、私たちに気がついて、招き入れてくれる

ゆっくり、ゆっくり

Kちゃんと、しーくんの話をする


大好きだったね、ここ


ママ、明日も来てね
明日はMちゃんもいるから


ありがとう


本当は
しーくんはいつもの散歩コースが歩きたかったのかもしれない




3月3日


やっぱりしーくんは散歩コースに向かってよろよろと歩き出した
途中の信号まで歩いて

しーくん、今の時間はまだ誰もいないから
ママが帰ってきたら行こうね

と、抱き抱えて帰る


頑固と口を開けず、なんとか薬だけ



夕方
散歩の仕度をして出る

昼間なのでは人通りが多いので、リードを久しぶりにかける
数日前までそれほど緩くなかったのに、ブカブカ
痩せた体に痛々しいほど、大きい


しーくん
よろよろと歩く

動けなくなったら
おしりを着いたら
抱き上げよう

そうおもっていたけど
立ち止まりながら
よろけながら
しーくん、散歩コースの片道を
30分かけて歩いて、いつもおやつを貰っていたペットショップまで
歩きぬく
さすがに、階段は降りれなかったけど
降りたかったのかな
暫く階段の前でじっとしていた


帰りはだっこ
疲れて震えていた

途中
知り合いの店員さんと数ヵ月ぶりにあう

そういえば
立ち寄るお店のオーナーさんにも久しぶりに会ったり
今無くなってしまった、ペットカートのお店の店長さんにも
偶然あったり


呼び寄せてるというか
しーくんの今の状態をお知らせすることが出来たのが不思議なくらい

しーくん
僕はもうじき、虹の橋を渡るよ
今まで可愛がってくれてありがとう

と言っているような

しーくんの意思がそうさせているんだと、思うようなことばかりで


今の体調からは、想像できないくらい
穏やかに時間が過ぎていて
確実にしーくんの体力は弱っているのに

しーくん、悔いの残らないように、頑張ろうね






歩くしーくん

あと少しでお店につくところ