昨日
こーさんのとーさんが亡くなった


ちーさんがクラブの練習だったので
いつもより少し遅めに病院に向かった


病室に入ると
前日と余り変わらないとーさん

こーさんのねーさんが
「明日からそろそろ病室に泊まり込みしたほうが良いらしいの」
と言う

血圧が下がってきてる事
サチュレーションが89を切る回数が多くなって
呼吸が安定しなくなったこと
酸素の量は9リッターになっていた


その日
いつもはこーさんのかーさんの心臓の薬の関係で18時には送り届けるために
17時過ぎに病院を出るのだが

昨日はかーさん薬を持って来ていたので
明日からの泊まり込みの話を詰める前にねーさんと食事に出たのだ


病院には
こーさんとちーさんとSeiさんが残った


暫く何事もなかった

とーさん少し痰が絡んだ咳をした
一気にサチュレーションが下がる


ナースコールを押したが
交替の時間なのか
看護士が来ない

ナースステーションに走りガラス窓を叩いてやっと一人掴まった


それから何分だろう
数人の看護士さんが吸引したり身体の体勢を変えたりするが
どんどんとーさんの心拍数は下がって行く

こんなに早く容態が急変すると思っていない、ねーさんの携帯は繋がらず


ちーさんの泣きじゃくる嗚咽

「とーさんまだ行っちゃだめ!かーさんもねーさんもいないの!」

Seiさんとーさんの手をとった


お医者さんが駆け付けたが「もう今の時点で心拍停止ですが、心マしますか?」
「義母と姉が戻ってないんです
お願いします」


電話に気がついたねーさん達が到着し
暫くしてとーさんの死亡は確認された


本当に
呆気なくとーさんは逝ってしまった

でも
十分とーさんは頑張って病気と闘った
あの苦しい呼吸でどんなに辛かったか

もっと頑張れなんて
多分家族の誰も言えない

腹水がたまり
点滴だけになっていたとーさん
飲みたかった水も口に出来なくなり数日

こーさんは
「延命が何かと言ったら、点滴だって酸素だって延命になるんだよな
昔ならもうとっくに亡くなっていたんだから」
と言った


まだこれから忙しいのに
この虚脱感はなんだろう

昨日の話なのに
何日も前の話に感じるのが不思議だ

お通夜までまだ日にちがある

頑張れるかな~