深せんの港を出て
マカオに船が向かう
白い雲が一面に覆い海も青、というよりは薄暗い色で
すべてが白っぽく見える
とにかく蒸暑く湿度が90パーセントを超えているのに
雨が降らない
日本ではありえない気候だ
窓から景色を見ているうちに
うとうとしてしまった
ところが
物凄い揺れなのだ
その昔、モルジブでマーレーからバンドスに向かうボートを思い出す
その時は高速ボートで荒波を突っ切るもんだから
船の甲板に座っていたSeiさん、真夜中の海に
放り出されないように、必死でしがみついていたのだが
その比で無いほどゆれる
Seiさん、車酔いはするが船酔いはしないので
そのまま爆睡をしていたが
後から聞いた話だが、あちこちで船酔い者続出で
船員さんが袋を配って歩いていたとか
仮眠を取れたので
割と元気にマカオ入り
マカオの入国も時間がかかる
散々並んだ後やっと順番が回ってきて
そしてやはり
舐めるように眺められるSeiさんのパスポート
一体何がそんなに不満なのか・・・??
舐めるように眺めて舐めるようにSeiさんの顔を見て
ぽいっ
とパスポートを投げてよこすのだ!
バスでセントポール天主堂の跡に向かう
道が狭いし、路駐の車が山のようにある
なんでも駐車場というものが無いらしい
奥の道に入っていけないので
適当なところでバスから降ろされて、石畳の上をひたすら歩く
20分ばかり自由時間があったが
天主堂のまわりには物凄い人
20分の時間では、天主堂の裏に回ることも出来ず
疲れていたので
ガイドさんおススメのお店でエッグタルトを買う
隣のお店で、マンゴージュースが売っていたので、それも一緒に購入
エッグタルトはちょっと前に日本のパンやさんで流行ったっけ・・・
焼きたてのさくさくの皮とちょっと表面がこげたカスタードが香ばしい
そして
マンゴージュースの美味しかったこと![]()
今回の旅行で何が一番美味しかったか、と聞かれたら
このマンゴージュースが一番だったと答えてしまうかも~~~と
思うほどの美味しさ
普段ジュースは飲まないが、あっというまに飲み干してしまった
セナドスクエアに向かって歩く
セントドミンゴ教会を見学した後(中を歩いてスルーした感じ・・・)
人でにぎやかな街を眺める
沢山の学校があるようで、土曜日のお昼時
小学校高学年から中学生くらいの子供たちがさまざまな
制服姿で歩いている
深せんでは
学生の歩く時間に到着できなかったこともあったが
5000年の歴史を50分で見学した場所には
身体の不自由な子供が、物乞いをしていた
街に住む人はお金持ちで
ベンツやアウディがバンバン走っているが
旧正月の時期ということもあり、深せんの外から
仕事を探しにくる人たちも沢山居るとかで
薄汚れた服装で、数人でたむろしている姿があちこちで見られ
貧富の差が本当に激しいのだなと
感じたのだ
そんな印象だったから
マカオの子供たちが、アイスクリームを食べながら下校している姿や
マクドナルドでランチしている姿を観て
ちょっとほっとしたのだ
そのまま歩いてランチを頂く場所に行く
ランチはポルトガル料理のビュッフェ
昨日の夜、朝のヘビーな朝食で
あんまりお腹はすいていなかったのだが
日本人にあうような食事なのか
西洋料理だからなのか
どの料理も、とても美味しい
ドレッシングは無いものの、サラダも沢山の種類があり
ちょっとづつ・・・取ったのだが
「苦しい・・・・・」と食べ過ぎてしまった
その後、ワイン工場に行く、となっていたが
マカオの町の裏をバスで走ることになる
やはり、スラム街のような場所で、廃材の山になっているような場所に
倒れてしまいそうな家が建っている
そして着いた場所は
工場ではなく「倉庫」
あまり衛生的でないのか、臭いがひどい
ハンカチを当てていないと、気持ちが悪くて息が出来ない
足元も、ぐちゃぐちゃしているし、建物全体が
びしょびしょにぬれていて、それが悪臭を放っているのだ
「こんなところでワイン、、、、、?」
ワイン楽しみにしてたのに
舐めるくらいの試飲をしたが
とても購入に気持ちが傾かない
ポルトガルカステラもお土産に、、、と募っていたが
試食が無い
多分、ここで扱っていないのだろう
注文をとって、後からバスに持ってくるようだ
で、ここでまたスーザン爆発
「試食も無いなんてねえ! 試食させてくれなくっちゃ
どんなものかもわからないわよ~~~」
・・・・・黙れスーザン・・・
さっさとバスに戻る
マカオタワーに向かうバスの中で、
カステラの購入を聞かれたが
とりあえず2箱、会社のお土産にいいかな???と
買うことにする
スーザン
試食が出来ないなんて、と大騒ぎしていたわりには
4箱御購入
マカオタワーの説明を受けながら、展望台に上る
そこでなんとおばば
「五稜郭タワーとどう違うのかしら」
とのたまう
・・・・・母よ
五稜郭タワーと一緒にするのは
マカオタワーに失礼だと思う・・・
と内心思いながら
「そりゃ高さが違うでしょ」とかわすSeiさん
運がよければ、バンジージャンプが見られるとガイドさんが
盛んに言っていたが
残念ながらバンジー体験者はその時間帯に居なかったので
ショッピングモールがあったようだったので
さっさと展望台を降りる
ショッピングモールを眺めて歩いていたら
中にカジノがあるではないか
Seiさん賭け事にはまったく興味が無いが
見学してみようと中に入る
と
なんと
おばば率先してルーレットの前に座ってるじゃないか!
「ど~~すんのよ」
「ねえ、これどうやればいいの?」
「やるの?」
「うん、どうやって賭ければいいの?」
そういやあ・・・
ラスベガスでもなんだか賭けたっていってたなあ・・・・
4回かけて
二勝二敗損得ゼロというところで
彼女を促し、表へ出る
とにかく駆け足駆け足
あっという間
バスはモナコグランプリのコースを走り
高速線の乗り場へ
そして
ここでも、パスポートを舐めるように眺められ
ぽいっと投げてよこされるSeiさんなのだった・・・・・