団体旅行(いわゆるパッケージ旅行)というものを

殆どしたことが無いSeiさん


今思えば新婚旅行がそうかな~と思うが

期間が10日間と長く、自由行動もふんだんに盛り込まれていたので


弾丸詰め込み旅行

という経験がないのだった


ちーさんが生まれるまで

モルジブだのサイパンだのあちこち行ったが

これも現地では自由行動

ちーさんを連れてのハワイ旅行も

ついた初日の市内観光はあったとしても

他は全て最終日ホテルをチェックアウトして、空港に向かうリムジンの

集合場所まではフリーの旅行ばかり



今回は

3日間

分刻みのスケジュールが詰まっているツアー

おまけにツアーの人数が50人と半端ではない



2日目の朝

殆ど眠れなかったため

朝、7時15分には荷物を全てまとめて部屋を出る


朝ごはんを食べるため

ホテルのカフェらしき場所でビュッフェを頂くが



置いてあるお皿の殆どが

欠けているのだ

欠けていないまともなお皿は殆ど無い


オレンジジュースと書いてあるが、

「無果汁の粉末ジュースの素」

を水で溶いたような

いまどきの子供は口にしたことも無いような飲み物があり


トーストに中国粥

そして様々な野菜炒めのオンパレード



安いツアーなので

仕方ないといえば仕方ないが・・・・・

余りにも・・・あんまりにも



やっぱり中華粥は美味しかったし

様々な野菜炒めも、野菜炒めってこんなに

バリエーションがあるんだあ~と

感心するほど味も野菜も様々なのだが


朝から・・・・・

重い・・・・ショック!



ツアー50人の殆どが

年齢50歳以上と思しき、おば様たち

2人だったり3人だったり

年齢的に個性のぶつかりあいなのだが


中に強烈な人が・・・・


常に文句を言っているおばはん


本当に常に不満を口にしているのだ

食事をすれば

「これ、本当に美味しくないわ」

といいながら何度もおかわりをしてみたり(笑)

「今は冬のはずなのになんでこんなに暑いのかしら」

と絶叫しながら長袖に上着を着ていたり(笑)

更年期の情緒不安定マッシグラといった感じ



秘かに彼女を(スーザン・ボイル)と呼ぶことにしたSeiさん


スーザンは

薬を飲みたいので水が欲しい、と騒ぎ始めた

中国は水はミネラルウォーターしか飲まないため

レストランには「ただの水」は置いていない


ウエイトレスがコーヒーメーカーで暖めてあった沸かしたお湯を渡すと


「これは水じゃないわ、氷を入れて」と日本語でわめく

むっとしたウエイトレス、がさっと氷をグラスに氷を入れてテーブルの上に無造作に置く


おお・・・スーザン対共産主義




8時15分にバスに乗り込み

深せんのフェリー乗り場へ向かう


今回の旅行はガイドさんが、香港、深せん、マカオと違う担当者がついた



深せんのガイドさん

俳優の段田安則にそっくりだった

ちょっと関西弁まじりの日本語を流暢にしゃべる

その辺の日本人より言葉も知っているし、正しい日本語を話すのだ


「日本のどちらに留学されたのですか」とたずねると

ハルピンの大学で日本語を専攻しただけで

日本に留学の経験は無いという

関西出身の日本人に友人が多いとかで

自然と関西なまりの日本語が見についたとか


留学無しで、不自由なく言葉が操れるとは・・・・

努力の積み重ねなのだろう

勤勉な人なのだな~と

ちょっと関心


ちーさんがいったい3ヶ月の留学で

なにを感じてくるのか、ふっと思った・・・・



昨日、寄るはずで時間がなくなり行けなかった

お土産さんへ行く



中国はヒスイと猫目石が有名で

麒麟の弟のヒキュウが「財を溜める」というそうな

(ヒキュウにはお尻がないので口から入った金を全て吸い込むだけで

出すことが無い・・とか)


盛んに店員さんたち、そのヒキュウの置物を勧めてくる

良いヒスイはそれなりのお値段

そしてヒキュウは2対で一つ

お値段は一つづつについている



猫目石もいろんな色があり

緑は健康、黄色は金運それぞれの意味があるとか


気休めにしかならないけれど

こーさんのとーさんのために緑の猫目石を一つ買う


これを一つ買うと気持ちが緩んでしまい

ビンボーな我家に財が溜まってほしいと欲が出てくるSeiさん


ヒスイのヒキュウを眺める

なかなか緑色の乗った綺麗なヒスイで出来ている


小さな対のヒキュウ、言い値は結構な値段20000円位する

10000円くらいだったら買ってもいいかなあ~と思ったが

どうやら10000円にはなりそうにない


そこにおばば登場


彼女、その昔パリのタクシーの運ちゃんに

おつりをぼったくられそうになったときに

「バックマネー」を連発しおつりを取り返した武勇伝がある


「彼女(Seiさん)はビンボー」を連発し(おい・・・・・)

最終的にマネージャー登場

なんとその対のヒキュウに黄色の猫目石の丸だまをつけて

10000円で話をまとめてしまった



これだけねぎって

果たしてヒキュウの恩恵をどれだけ得られるものなのか・・・・

ちょっと不安になるSeiさん


早速我家宛のお土産が一つできた



バスはまもなくフェリー乗り場について

またここで出国の審査を受ける

少し時間があったので

水と、お菓子を買おうと思って売店に立ち寄ったが

香港ドルを出すと、なんと人民元でおつりが帰ってきた


今、人民元が物凄く強いらしく香港ドルよりレートが良いらしいが

人民元で返してもらっても・・・・・

仕方ないので段田安則に相談すると、香港ドルに換金してくれた


ほんの一時しか手にしなかったが

初めての手にした人民元は、煮しめたようなしわしわでてろてろだった

多分日本だったらこんなによれよれのお札はもう出回らないんだろうな~



そして

フェリーに乗り込んで

いざマカオへ出発!