15日
ちーさんの成田への集合時間は
16時だった
出発前、ちーさんに
「最後に何を食べておきたい?」
と聞くと
「青葉のラーメン」と即答されたので
お昼は青葉に行く予定で居たのだが
前日あんなに苦労して
ちーさんのスーツケースをエコノミークラスで預けられる重さ
20キロにしたのに
いつのまにか
荷物が増えているじゃあ~ないか![]()
「ねえ、一体何を入れたわけ?」
ちーさんの化粧水やら、ムース
そして
制服のセーター
競泳用のパドルにプルまで入っている
制服がなければ、重さも大分違うのだろうが
NZにはお勉強に行くわけで
当然中学生としては制服が必須になる
現地で学校指定の制服を購入しなくてはいけない(たかが3ヶ月なのに)
大変なご家庭を思えば
日本の制服OKの娘の現地校は大変ありがたいのだが
ローファーに運動靴
ブラウス5枚にベストにセーター
機内持ち込み用のレスポのバッグは
かろうじて6キロに少し欠ける
そこから
こっちの荷物をあっちに移し
あ~でもないこうでもないとやり続け
最終的にプルを置いていくことにして、お供のベアを
スーツケースに押し込み
なんとか
「絶対にこれは20キロですっ」
といい倒せば誤魔化してくれるであろう、というくらいに
調整できた
7キロを超えたであろう手荷物に関しては
「今まで、海外旅行で手荷物の重さをきちんと測られたことが無い」
という前例に期待をして
ただ時間がかかりすぎて、青葉に食べに行く時間はなくなり
ちーさん心残りのまま空港へ
少し早くついたので
「これだけは食べて行きたい」という
あんみつを食べて
現地で必ず必要になるよ、とママ友に言われた
サングラスを購入し集合場所へ
私服の子供たちを普段見ないので
非常に新鮮だった!
制服でどんだけダサいんだ、幼いんだ
と思っていた男の子達が、それなりにこじゃれていたり
ちーさんもそうだが、女の子達はみんな中学生には見えないし
実はちーさん
出発の4,5日前から様子がおかしかった
急にぽろぽろ泣いてみたり
ちょっとはしゃいでみたり
そう、かなり気持ちが不安定になっていた
小さいころから、合宿で家を空けることが平気だった子供だったから
もっとけろっとしてるものかと思っていたら
実は、お家大好きっこだったという事実
始めの10日間一緒にホームステイするお友達は
同じ一人っ子だが
その子のママ曰く
「彼女は一刻も早く私のところから離れたいの」と
学校に残るお友達からは
「絶対にちーはママとパパから離れなれなくて泣くよね」
と秘かに語られていたらしい
お友達と会ったときは
きゃあきゃあとはしゃいでいたが
集合がかかり、スーツケースを預けに行くころから
もう、すでに額に斜がかかりはじめて
お別れを言いに来た時には
もう今にも泣き出しそうな顔をしていた
「ねえ、出発前のお顔を撮って置きたいの」
と
携帯のカメラを向けると
一生懸命笑おうとしている顔は、今にも泣き出しそうな表情
全体の集合写真を撮り
いよいよ出国ゲートに向かう時
号泣するちーさん![]()
あんまりおいおいと泣くので、
泣く準備ができていたSeiさんの心は
「ここで泣いちゃ、ちーさんがもっと心配する!」
と急きょ切り替わり
「ママ、マスカラつけてきたから、今日は泣かないね」
とぎゅ~~っと抱きしめた
ちーさん
出国ゲートの先まで
本当に姿が見えなくなるまで
何度も何度も振り返っていた
この3ヶ月
ちーさんに楽しいことが沢山あるだろう
きっと泣きたくなることもあるのかもしれないけど
自分の頭でいっぱい考えて結論を出す大事な体験
も沢山して欲しい
この3ヶ月は
初めてちーさんが私たちから離れることで
先生じゃないが
「お母さん方、この3ヶ月は子供たちから開放されて
思い切り、自分の時間をエンジョイしてください!」
なのだっ!
寂しいだけじゃなくて、なにか自分のために
時間を使わなくっちゃね!