「春休みに入ったら必ず連れて行ってね」





娘からせがまれていたので

まだ目の回る体調不良の中

春休み最後のレディースデーに出かけてきました。







今回の映画版アンフェアは

「推理小説」後に出版された第二作目の

本の内容とはまったく違うものなのですが



ですが・・・



一体どこいくいのか・・・?というくらい



違う。





原作の推理小説は

刑事として第一線でばりばりと事件を解決していく

クールな雪平ですが・・・



映画は・・・





原作とははるかかけはなれたところで

テロだとか組織だとか

う~~ん



あっというまに殺されてしまう

加藤ローザも、ベビーシッター役の遠山景織子も

気の毒ですが・・・

話を本題に持っていくまでの

強引さ、スピードは置いといて(笑)





テロのぱしりで

防護服を破いてしまい、炭素菌にやられて

気の毒な末期をたどる成宮君にも

思うところはありますが



ただただ

あの映画は



いかに篠原涼子が格好良く映りこむか

だけを追求したのじゃないか・・??



と思うくらい、涼子ちゃん演ずる

雪平夏見は

クールで、ホットで強くて優しい

しなやかな女刑事なんですわ。







内容は

要塞と化した、テロに占拠された病院に

雪平が単身娘を救うために

乗り込んでいくという

(なんとまあ大雑把な)

そういった感じなのですが

とにかく誰が首謀者か、ということで

最後までだましあいがあり目が離せない展開なのですが







泣かせるのは

一人娘美央の、ひたすら母を信じて待っている姿。

ドラマの時はまだぎこちなさの残った

母子でしたが



あの殺伐としたストーリーの中

炭素菌にやられ、皮膚が爛れて行く

成宮くんに、優しく自分の上着をかけてあげ

水を飲ませてあげる美央ちゃんは

まるで天使です。





映画を観終わって

「美央ちゃん、可愛かったね」

と娘。







私としては・・・



本当にどこにいっちゃうの?

という感想が残るばかり。

原作は、刑事としての第一線で

現場と事件の解決に奔走する雪平が

最高に格好良く描かれていますが



映画はスケールを求めたからでしょうか?

内容が、人間ドラマからもっと別なほうに

進んでしまってちょっと寂しいような気もします。

十分、

一刑事の雪平夏見を追っていっても

作品は作れたと思うんですが。





大体、あれだけの監視体制を

いくら一人だからと言って

あんまりにも簡単に潜入していくのもちと違和感がありますし



悪役の警察上層部があまりにも



「私悪役で~す」

って感じでうさんくさいし(笑)



お粗末な部分を上げればきりが無いのですが





それでも単身乗り込んでいく

雪平には

たった一人でエイリアンに立ち向かっていく

シガニー・ウィバー演ずるリプリーに重なるものがあり

母の強さを前面に押し出した内容です。







海猿は

「リミ猿」で、すべてやりつくした節があるので

あれはあの完結で納得できたのですが

どうなんだろ~

まだ別な描き方が出来たと思う分だけ

この方向にもっていっちゃったか~という

一抹の寂しさが無いわけでもありません。









考えてみたら

リミ猿以来、久しぶりの映画館でした。

娘にとっては去年のお正月明けの「有頂天ホテル」以来。



どんなに体調が悪くても

大きなスクリーンで見るのは感動が違います。







なんだか消化不良なんで

もう一回観てみようかな~

そしたら納得できるかな・・・・・・





やっぱり私は原作のあのイメージが好きです。





でも涼子ちゃんは本当に格好良かった~

あれは、佐藤さんの脚本の力もあるかな・・・・





でもやっぱり

原作がいいや(笑)