結婚が決まってから、娘が生まれるまで

東京會舘でお料理を習っていました。



そのころ一緒のテーブルで実習したお友達は

年齢も様々でしたが

私の結婚式にも来てくれ、18年経った今でも

年賀状のご挨拶のお付あいがあります。





結婚して離れてしまったり

それぞれの生活があり、もう長いことあっていませんが

大事な大事なお友達です。





初めてのお料理教室のクラスで

1年半一緒だったりっちゃん。



初めて出逢ったのは彼女がまだ短大生の時でした。

その後就職をして

このまま普通のOLを続けていくのかと思っていたら





どうしても美術の勉強がしたい



と会社を辞めて、受験勉強をはじめ

美大に合格し、絵の勉強の道に入りました。



そのまま

たとえばデザイン会社とかに就職するのかな・・・

と思っていたのですが



彼女はその後、大学院へ進み

そのまま制作の生活に入りました。





毎年来る年賀状は

彼女が得意とする、リトグラフだったり

手書きのものだったり

とにかく素敵なものでした。



お姉さまも建築士になったのですから

きっとそういう芸術センスのあるご家庭だったのだと思います。





そんなりっちゃんから

先日荷物が届きました。







その昔、りっちゃんに貸してあげた本が2冊

そして絵本が一冊





絵本は娘もお世話になった

福音館の子供のかがく





毎月出る新しい絵本の1冊です







手紙がそえてありました。





Seiちゃん



長いことSeiちゃんに本を借りていました。

大好きな本だと聞いていたのに、長いことお借りしていてごめんなさい。



そして、随分長いこと

制作活動をしてきましたが

やっと多くの人に見てもらえる作品が出来ました







と添えてありました。





彼女の経歴も一緒に入っていて



彼女が随分いろんなコンクールで賞を取っていたこと

地道に創作活動を続けていたこと



まだあどけなかったりっちゃんの丸い顔は

随分大人になっていましたが

ああ・・・りっちゃんだ・・・・





彼女が自分の進みたい道に

一度選んだ平凡で穏やかや生活を捨てて

果敢に進んでいったこと

そしてそれが間違いなく、彼女の人生の上で

実を沢山結んでいたこと





絵本を開くうちに

涙があふれてとまらなくなりました。







19歳だったりっちゃんに

今の娘のほうがずっと近くなってしまいました。





娘が将来に迷った時

一度進んだ道に、これでよかったのかと立ち止まった時

自分自信でしっかり導き出して

後悔せず恐れず進んでいって欲しい



そしてそれは間違いないんだよと



りっちゃんが教えてくれたようなきがします。





そして私のことを思い出して

初めての絵本を

送ってくれたりっちゃんに

感謝の気持ちでいっぱいになりました。