我が家はマンションの1Fです。

ベランダに軒下があるのですが



その軒下のあちこちに

みゃ~みゃ~と



小さな小さな泣き声。。







子猫の鳴き声です。



どうやらこの時期

猫さんの出産ラッシュのようです・・・







私の住んでいる周りには

やたらと野良猫がいます。

どうやら

えさを上げている人たちが、あちこちにいるようです

そのえさを食べて暮らす猫たちは

マンションの軒下を塒にして

そこで子供を産んでいるようです。



子供を生むだけならまだ我慢しようと思うのですが

当然、排泄もあちこちでするわけで



雨が降ると



臭いんですね





正直、軒下の猫は迷惑意外なにものでもありません。





野良犬はすぐに保健所が動くのに

野良猫って野放しのことが多い。

私の住んでいる地域も、

野良猫に関してはノータッチの様子。





そして野良猫がベランダ越しに

我が家を覗きこんでいることもあります。



番犬、僕チンは

その猫を網戸越しに、ただ見つめいてます。



・・・・・吠えろよ





天気が冴えなかった先週



雨の合間を見て

僕チンの散歩に出かけていたのですが







港沿いの道を歩きながら

か細い泣き声が聞こえてきます



回りはもう薄暗く

一体どこで鳴いているのか

わかりずらいほどの暗さです。





僕チンが見つけました





草むらに置かれた

小さなコンビニの袋が

ごそごそと動いているのを





さすがに海には捨てられなかったのでしょう



そばの駐車場の草の中に

おかれたコンビニの袋

その中には

てのひらの半分ほどの大きさの

生まれたばかりの子猫が何匹も入っていました。



口を強く結ぶことも出来なかったのでしょう



そのゆるく結ばれた口は若干開いていて

そこから子猫が数匹、袋から出て草の上で鳴いています。





何処かの家で生まれた猫を

処分に困って捨てたようです。



急に寒くなり

雨が降れば、もっと気温は下がるでしょう。

生まれたばかりの子猫は、

母親からおっぱいをもらえなければ

衰弱してしまうでしょう





子猫は

身を捩じらせて、鳴いています





近づこうとする僕チンの

リードを、私は引き戻しました。





今私が、この子猫たちを連れて帰らなければ

ひょっとしたらこの子達は、死んでしまうかもしれない。





でも私には

この消えそうな命をどうすることも出来ませんでした。







我が家のマンションはペット禁止のマンションです

僕チンを飼っていること自体が違反で

いろんな制約の上、やっと飼うのを認められている状態です。







ごめんね

ごめんね



何度も何度も振り返りながら

私はその場を去りました。





自分勝手だと思いながら

だれか猫好きの、飼える環境の人に

見つけてもらえますように・・・・







それから5日





いろんな都合で

そのほうまで散歩に行けませんでした





今日久しぶりに、その前を通り



当然ですが、もう子猫はいませんでした。

子猫の入っていたコンビニの袋も

その辺に捨ててありませんでした。



近くの子供たちが

拾って飼い主を探したのかもしれません

親切な人が、連れて帰ったのかもしれません



もしかしたら

そのまま雨に当たって死んでしまって

処分されたのかもしれませんが



もう私の知るところでは有りません。

もうそこには子猫たちはいないのですから。









あの暗がりの中の

遠くの該当の光に照らされた

あの猫たちの様子が

頭に焼き付いて離れません。