Vol.23【本紹介】「世界を変えるマシンをつくれ!」(セグウェイ開発物語)(あこ) | 横浜でセグウェイ乗って気分爽快!

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横浜セグウェイツアーで出会う色々な場面をご紹介します。青い海、きまぐれな風、おしゃれな街、歴史的建造物。セグウェイから眺めるとどんな感じ?

こんにちは、あこです看板持ち

 

セグウェイガイドとして働き始めて、

セグウェイについては

何度か過去にブログでご紹介しましたが、

実際どのようにして

セグウェイが誕生したかを知りませんでした...

 

もちろん、

Wikipediaなどで調べれば

あっという間にわかりますが

「答え」だけを知りたいのではなく、

その「過程」も知りたいなと思いました。

 

そこで、

セグウェイを作ったディーン・ケーメン

密着取材し出版された本(翻訳版)

を読んでみました本

 

それがこの本です下矢印

セグウェイが発明されてから、

発表に至るまでが細かく書かれています。

 

 

591ページもある、

めちゃくちゃ分厚い本です。(笑)

でも、あまり内容に関係ない部分もあり、

流し読みできる部分もあるので

意外とサクッと読めると思いますOK

密着取材なので

誰かの観察日記を読んでいる感じで、

社員や投資家などとの人間関係が

おもしろくてリアルですよニコニコ

 

最終的には、

セグウェイ発表の前に

情報が漏れてしまい著者が疑われ、

密着取材は強制終了

という劇的な終わり方の本です!

 

 

 

 

さてこれより以下、

セグウェイがどのように誕生したか

をご紹介します指差し

これから読んでみようかなと思っている方は、

ネタバレ注意です注意

 

 

 

レンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチレンチ

 

 

この本の主人公は

発明家で多くの特許を持つアメリカ人、

ディーン・ケーメン

 

(wikipediaより)

 

彼、とっっっても変わり者。

テレビや本、音楽は全く興味がなく、

趣味=考えること脳みそ

 

稼いだお金で

島(サッカーコート約2つ分の面積)を買い

「ノースダンプリング島」と名付けました。

(ダンプリング=餃子!(笑))

 

法的には認められていませんが、

ひとつの「国」として

個人的に独立させようと試みています。

電気は太陽光発電と風力発電から雷

ノースダンプリング島独自

憲法通貨があります。

そして国歌海軍もあるんです。

 

https://hrvwiki.net/Wikipedia_North_Dumpling_Islandより)

 

こんなに整備していますが、

彼が島に行くのは年に1.2回

そして1回の滞在は1.2日のみだそうですよ!

 

 

これだけで彼が変わり者、

少年のような大人だということが

分かっていただけたと思います。

 

 

 

さて、そんな彼がセグウェイ発明を

思いつくきっかけとなったのは

「車いす」です。

ある日、

ショッピングセンターで困っている

車いすの人を見つけた彼は

バランスを使って動き、

階段を登れる車いす

「iBOT」

発明しました。

 

(Make:より引用)

 

とても車いすとは思えない

斬新なデザインですよねびっくり

斜面や段差も楽々走れて、

さらに写真のように

2輪で立ち上がることもできるので、

歩行者と同じ目線で進むこともできますランニング

 

この車いすを

仕事仲間がふざけて乗り回しているのを見て

ケーメンはセグウェイのアイデアを

思いついたそうですよ!

 

 

セグウェイはコードネーム

「ジンジャー」

と呼ばれ

極秘で開発されました。

 

もし、情報が漏れたら

優秀な企業(もちろん日本の企業にも!)に、

真似をされてしまうかもと

ケーメンが恐れすぎていたからです。

「セグウェイ」という名前は、

様々な候補の中から最後の最後に

決定されました。

 

 

 

開発には有名な人が沢山関わっていますが、

知名度の高い2人をご紹介。

 

まずは、

セグウェイのデザインの第一人者

ダグ・フィールド

 

 

 

 

名前は有名ですよね。

検索すると

「フォード」「アップル」「テスラ」など

有名企業が出てきます。

 

過去にコントローラーの話をしたときに、

実は出てきています下矢印

 

 

 

 

そして投資家の1人、

アドバイザーとして

スティーブ・ジョブズ

 

(Wikipediaより)

 

アップルの共同創業者であり、

ピクサーのCEOも務めていました。

 

彼は初めてセグウェイに乗った時、

他の人にセグウェイを貸してあげず、

1人でずっと乗っているほど

気に入ったそうですよニコニコ

 

 

 

様々なエンジニア、投資家と関わりながら

開発されたセグウェイですが

ケーメンはどのようなコンセプトを持ち、

未来を描いていたのでしょうか?

 

1番大事なのは

セグウェイはあくまで歩行の延長上

「電動歩行者」であり、

キックボードとは別もの!

車に代わるものではない

と彼は言っていました車バツブルー

 

用途はレクリエーションや

楽しくて効率的な移動手段で

 

 

発表後、5年以内に

主要な輸送機関になる都市が生まれる

車と同じくらい、一般的になる都市も10ほど

車、ラジオ、TV、パソコンに並ぶ発明に

など

 

 

より一般的に日常に

普及する未来を描いていたようです...

 

 

 

 

ケーメンとダグフィールドが

特にこだわったのはデザインでしたメモ

 

発表された当初の

セグウェイを見てみましょう!

タイヤはセグウェイ最大の魅力

その美しさを見せびらかしたい

ということで

この様にタイヤがむき出しの

デザインになったそうです。

 

 

(wikipediaより)

 

ハンドルのデザインは

今の物と少し違いM型でした。

そして当初のモデルは、

ハンドル左のグリップを回して

方向転換していたそうです。


現在のセグウェイと

ほとんど変わらない

必要最低限のとてもシンプルな

デザインですよねキメてる

 

 

 

 

本の中では様々な

人間模様が描かれていて、

ミーティングの様子などが

とても細かく書かれていますが、

最初に書いたように

このセグウェイ開発は

極秘で行われていました。

ケーメンは隠したすぎて、

どのように一般使用者による

試乗テストをおこなうかなどが

議論になったほどでした。

 

ですが発表前に

「ケーメンが何かすごい発明をしている」と

情報が漏れ

著名人たちが

「人間の移動形態を変える革命的な製品」

と絶賛しているとも伝えられました。

この本の著者

スティーブ・ケンハーが疑われ、

ケーメンの意向により

取材は中止になってしまいました...

 

さあ、情報がもれたから世間は大騒ぎびっくりマーク

はたして彼の発明はどのようなものなのか。

様々な人が

テレビ、新聞、ネット上などで予想しました。

 

 

タイムマシーン?

(ドラえもん、ひみつ道具カタログより)

 

 

テレポート装置?

 

 

空飛ぶスーパートゥクトゥク?

(Wikipedia)

 

なんかもう、大喜利合戦みたいなかんじに泣き笑い

 

みんなの期待が高まる中、

2001年にアメリカのテレビ番組内で

ついにセグウェイは発表されました。

 

期待が勝手に高まりすぎており

発売価格も高く、

実際に乗らないと良さが理解できないため

セグウェイは賛否両論に。

 

何よりケーメンが悔しかったのは、

多くの人は

歩行と何の関係もない

「スクーター」とよんだことだそうです。

 

多くのマスコミや評論家は

否定しましたが、

1度乗るとその意見を翻し、

とても気に入り、絶賛したそうですよ目がハート

 

 

すごく納得できます(笑)

 

いくら写真や映像を見たって

実際に乗ってみないと

どんなものか分からないですよねもやもや

特にセグウェイは、

操作方法安定感乗り心地など

他の乗り物とは全く違います流れ星

言葉では全然説明できないです(笑)

 

なのでまだ乗ったことのない人は

ぜひ1度乗りに来てみて下さいねにっこり

 

乗ったことある人も、

この本を読んでからだと

新たな視点でセグウェイを見れると思います。

 

私は本を読み終わって

次の日出勤したとき

セグウェイをまじまじと見て

色んな動きを試してみちゃいました!

そしてさらに愛着がわきましたよ飛び出すハート

 

〈ガイド:あこソフトクリーム

 

 

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