うちのボウズ(小5)には「高機能自閉症」という障害があります。

2歳健診で保健婦さんに別室に連れていかれ、個別面接を受けたのですが

低体重児(1600g)だったからだろうな、くらいにしか思っていませんでした。

2歳半で、また呼び出しがあって再度面接。

その頃には体重も身長もほぼ標準に追いついていた&よくしゃべっていたので

「小児精神科を受診なさってください」と言われた時には、

なんのことかさっぱり意味がわかりませんでした。

「自閉症の疑い」と言われても、別に塞ぎこんでいるわけでもないし

(自閉症に対してそれくらいの認識しかなかったです。)

良く笑ってるし、やんちゃだし、一時も目が離せないくらい元気なのに?と。


ドクターは、その場で「間違いなく自閉症ですね。中程度の。」と断言されました。

(本来はあまりないことらしいです。それほどハッキリ特徴が出てたのですね。)

自閉症がどういう障害であるのかをほとんど知らなかった私は、

「この小冊子を読んでください」と渡された本をめくりつつ、

「いままで通り普通に育てていれば良いんですよね?」と何気なく聞きました。

ドクターは慌てた様子で「小冊子を熟読してください!」とおっしゃいました。

なんで慌てる?と思いながら、それでも大したことはなかろうと帰宅。


小冊子を読んで、ガクゼンとしました。

脳の微細な欠陥障害で、生涯、決して治らない。

これはきっと誤診だ・・普段の様子を大げさに言いすぎたかもしれない、

障害児であるはずがない。この子が。私の子供が。

そう思いました。

それまで大事に大事に育ててきた私の息子が突然消えていなくなり、”自閉症の子供”が

そこにいました。

「ダレだ。この子。」本当にそう思いました。

「あなたダレ。私の赤ちゃんを返してよ!カワイイかわいい私の大切な赤ちゃんをどこにやったんよ!」

息子が覚えていなくて本当に良かったと思うような事を口走っていました。

悲しくて、悲しくて、ボロボロと泣きました。

もう二度と会えないんだ。昨日までここにいた、私の大切な赤ちゃんに。

息子は最初からなにも変わりはしないのに、本当に死んでしまったかのような喪失感でした。

その時は事の重大さに気がついて、とにかく受け入れられない!と拒絶反応を起こしていたのだと思います。

私は見ない!だからそこにはナイ!方式のおまじないですね(笑

本当に、息子が覚えていなくてよかったです。