セグメントゲームズ β -62ページ目

この日に発売された昔のゲームソフト ~6月11日~




●= DS『無限航路』 =●


2009年の今日、発売されました。
まだ比較的新しい作品ですが、いちおう昔の作品なので。

プラチナゲームズが開発を担当した、宇宙を舞台にしたRPGです。
艦隊同士でのリアルタイム戦闘は、移動しつつ「通常砲撃」「全砲斉射」「回避行動」を選択するジャンケン形式。近づけば白兵戦を仕掛けることも。また、設計図を入手して新しい艦隊を作ったりできます。


プラチナゲームズが誕生して初めて世に出した作品だったわけですが、私は結局プレイせず。
当時の評判は上々だったようですが、一部で不自然な変換の文字があったりと、いかにも制約が響いている様子も伺えたみたいです。
後に『ベヨネッタ』『マッドワールド』といった作品では、自分達が表現したいことを充分に表現していたように思うので、プラチナゲームズにはPS3などの、それなりに性能の高いゲーム機のほうが合っているのかもしれませんね。


最近取り上げたゲームソフト:
前回~6月10日 = SFC『ストリートファイターII』(1987年)
前々回~6月9日 = GC&PS2『キラー7』(2005年)
前々前回~6月7日 = DS『数陣タイセン』(2007年)

3DS『マリオテニス オープン』 セカンドインプレッション



マリオテニス オープン
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/05/24
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込)
ジャンル ―→ テニス
プレイ人数 ―→ 1~4人
 └→ ローカルプレイ(目の前の人とのプレイ) ―→ 2~4人
 └→ ダウンロードプレイ(目の前の人とソフト1本でプレイ) ―→ 2~4人
 └→ インターネット通信プレイ ―→ 2~4人(フリー対戦では2人まで)
すれちがい通信 ―→ すれちがった相手と、シングルス対戦やリングショット
CERO(対象年齢) ―→ A(全年齢対象)


■====== 簡単なご紹介 ======■

様々なゲーム機で発売されてきた『マリオテニス』シリーズの最新作です。
様々な操作スタイルと、Miiのカスタマイズ。通信機能も充実しています。


今回、2回目のインプレッションとなりますが…過去のシリーズ作品でもお馴染みの「スターキャラ」について軽く説明します。

1人プレイのトーナメントをある程度クリアすることで、クリアしたキャラクターに星が付きます。
以後、キャラクター選択画面時でRボタンを押すと、そのキャラが「スターキャラ」に。全体的に能力がアップし、よりハイレベルな戦いに挑めます。

なお、Miiの場合は星が付かない代わりに、王冠マークが付きます。特に何もありません(笑)
ただし、Miiはカスタマイズ次第でスターキャラに引けを取らない能力となります。



■====== partygameの評価 ======■
=良い  =まあまあ  ×=悪い

◆=== 参考データ ===◆
 価格 ―→ 3,918円(新品)
 プレイ時間 ―→ 約13時間
 プレイ内容
  └→ 1人プレイ用モードをそれなりにクリアし、インターネット通信も引き続きプレイ
  └→ ローカル通信やすれちがい通信は利用できていません
 シリーズ作品のプレイ経験 ―→ 『マリオテニス64』『マリオテニスGC』がプレイ経験あり


◆=== プレイしているうちに良いと思ったところ ===◆

○ ―→ 気のせいか、インターネット通信のラグが減ってきました(笑)
それでもたま~に発生しますが、現状は充分楽しめる程度になったとは思います。やっぱりウチのインターネット環境が悪いのかな…。

△ ―→ 落下地点のマークも、ある意味1つの戦略に。
ファーストインプレッションでは親切すぎる点が気になり、その考えは今もそんなに変わってはいません。
ただ、考えようによっては、これはこれで駆け引きが生まれているように思います。

落下地点のマークに対応したショットを打とうとすると、マークが光り輝きます。ということは、どんなショットが来るかが丸分かりになってしまうのです。そのぶん、対応するのがワンテンポ早くなり、時には有利に進められます。
逆に、落下地点に行きつつも違うショットを打つと、そんなに光りません。わりと混乱させられることがあります。
最近になって私は、マークを一旦光らせておいて、その後わざとキャンセルして別のショットを…なんてことも試みています。

もちろん、本来のテニスとは違う駆け引きですが、そういう認識ができればこれはこれで楽しめるかも?とは思いました。


◆=== プレイしているうちに気になってきたこと ===◆

△ ―→ インターネット通信で、もう少し相手に配慮できる手段が欲しかったです。
今作では、チャットができる仕組みがありません。フレンド通信用のルームに名前を付けられるくらいです。
以前もフレンド通信の記事で少し愚痴りましたが、ダブルス対戦をできれば4人で遊びたくても、集まるまで待っているうちに相手に「あれ?今いないのかな?じゃあいいや」って退出されたりすることもありますし、しかも一度始めてしまうと途中参加することができないのです。

それこそ、スターキャラを使っていいのか?Miiを使うのか?とても、ルーム名に全ての内容を詰め込むのは無理です。
ごく簡単な定型文でもいいので、ルームでのチャットができるようにして欲しかったですね。もちろん、なくてもいい作品もあるんですが、少なくとも私は、今作にチャットがないことに、ちょっと困っています。

× ―→ ゲームバランスについて、気になることを。
記事の最初のほうで説明したスターキャラは、インターネット通信でも使用できます。それは別にいいのですが、問題なのは、スターキャラとそうじゃないキャラの区別が、特に何もないということです。
あくまでレーディング(成績を表す数値)のバランスで対戦相手を探している程度でしょうから、普通に対戦でぶつかることもありますし、能力に差があるからといって成績に特別ボーナスが…なんてことも、なさそうです。

さらに、Miiについてはコスチュームによってわりと能力差があるようで。
能力バランスが違うだけかと思いきや、根本的に弱いものと強いものがあるようなのです。


こんな風に、いわゆる「ネット対戦を楽しみたいなら、まず1人用で強くなってから来てね!」って感じになっている様が、個人的に不満です。
駆け引きを楽しむテニスゲームなのに、そもそもの能力差があるとか…どうなの?ゲームシステムも含め、非常に手軽に楽しめるインターネット通信のハズなのに、その部分があるせいで無意識に敷居が上がっちゃっている気がしました。
これが、これまでのシリーズ作品だったら別に良かったんですよ。ローカル通信だったら、どういう組み合わせにしようが勝手なので。しかしインターネット通信が入ってくるとなると、話は別です。

もちろん、これはスターキャラを手に入れたり、Miiの能力がある程度上がってくれば問題なくなります。
人によっては「そんなに文句を言うことか?」と思うでしょうが、私は正直、このバランスは違うと思いました。



■====== 得点とまとめ ======■ … 80点(100点満点)

ファーストインプレッションと、同じ得点です。
テンポの良さは最高にいいですし、インターネット通信もラグがだいぶ落ち着いてきたおかげで楽しめていますが、ゲームバランスも含めて、インターネット通信まわりのシステムが少々粗いような気がしました。あと、カスタマイズの商品入手が面倒くさい点も。


『マリオカート7』もそうだったんですが、フレンド通信が、ブログからツイッターに変化していっているような手軽さを感じます。
フリー対戦では非常に良いと思うのですが、フレンド対戦までもがそうなってしまうと、わざわざフレンドで集まって楽しむ価値が薄くなっちゃう気がして、私は正直あまり気にいらないのです。
フレンドの価値って、その程度か?みたいな。
今作はまだフレンド通信にて、フリー対戦では遊べないダブルス対戦が遊べるという個性がありますが、それも見ようによっては些細な違い。手軽なプレイならフリー対戦。ある程度じっくり楽しむならフレンド対戦みたいに、もう少し楽しみ方の幅を広げるべきだと思います。

ま、あくまで私の考えですし、あくまで今作がそういうスタイルだったということなので。
逆に『新・光神話 パルテナの鏡』とかは、ルールもしっかり変えられるので差別化がハッキリしているように思いますので、これくらいがちょうど良いです。
ここらへんの好き嫌いは色々あると思いますが…とはいえ、今まで通りのバランスのままだと今まで通りのユーザーしか通信プレイを楽しまないので、変化してみるのはいいことだと思います。


今後もフレンド通信は実施していく予定ですので、よろしければ対戦しましょう!

万人向け ← ○●○○○○○○○○ → 熟練者向け
手軽に ← ○●○○○○○○○○ → じっくり
思考タイプ ← ○○○○○○●○○○ → 感覚タイプ
 爽快感重視 ← ○○○○○○○○●○ → 達成感重視 


関連記事:
3DS『マリオテニス オープン』 ファーストインプレッション(2012/05/25)

この日に発売された昔のゲームソフト ~6月10日~




●= SFC『ストリートファイターII』 =●


1992年の今日、発売されました。ということは、今日で20周年ですね。

言わずと知れた、対戦格闘ゲームのブームを巻き起こした立役者です。1991年の2月よりゲームセンターで稼動開始し、後にスーパーファミコンなど様々なゲーム機で移植作品が発売されました。
打撃や必殺技を駆使して相手を攻撃し、相手の体力を0にしたら勝ち。ここで生まれた根本的なシステムや必殺技コマンドのタイプは、今もなお引き継がれています。
後に、『ストIIダッシュ』『ストIIダッシュターボ』『スーパーストII』など様々なパワーアップ版も発売。いま考えると、けっこう阿漕(あこぎ)なことしてましたよね(笑)


私は、それとなく触ったことがある程度です。
初代は、どこかのゲームセンターで見たことがあった程度です。IIは友達の家で遊んだことがそれなりにありましたが、IIIは全く触れたことがなく。IVになって、久しぶりに…と思って、ゲームセンターで何度かプレイしてきましたね。3DS版も遊びました。

私は基本、リュウ・ケンしか使えず、IVでもテンポ良く出せない波動拳と出たり出なかったりする昇竜拳がメインでした(笑)
ただ、それでもそれなりに戦えたので、なんか、昔の戦略が今でもそれとなく通用するのがちょっと嬉しかったですね。もちろん、ちょっと強い相手になると勝てなくなりますが。


最近取り上げたゲームソフト:
前回~6月9日 = GC&PS2『キラー7』(2005年)
前々回~6月7日 = DS『数陣タイセン』(2007年)
前々前回~6月5日 = ファミコン『アテナ』(1987年)

今週発売・配信されるテレビゲーム 2012/06/13 & 06/14

= パッケージ版
= ダウンロード版
※パッケージとダウンロードの両方で発売される作品については、価格を”パッケージ→ダウンロード”の順に記載します。

※廉価版(れんかばん) … すでに発売されているタイトルが、低価格になって再販売されたものです。



■====== 6月13日(水)発売・配信のタイトル ======■





セレクションII ~暗黒の封印~(バーチャルコンソール)
 ケムコ … ロールプレイング … 400円



■====== 6月14日(木)発売・配信のタイトル ======■





ロード オブ ソーサリー
 ソニー・コンピュータエンタテインメント … アクションアドベンチャー … 3,980円・3,200円
 「PlayStation Move」専用タイトルです(普通のコントローラでは遊べません)

ロリポップ チェーンソー  - pick up!-
 角川ゲームス … ハッピー・ゾンビエンターテインメント … 7,980円(プレミアムエディション = 7,980円)
 ※通常版はD指定(17才以上対象)、プレミアムエディションはZ指定(18才以上のみ対象)です

ビヨンド ザ フューチャー フィックス ザ タイム アロー
 5pb. … スペクタクル乙女ADV … 6,090円
 ※パッケージ版はすでに発売しています。

FIFA 12 ワールドクラス サッカー(廉価版)
 エレクトロニック・アーツ … スポーツ(サッカー … 3,654円

超次元ゲイム ネプテューヌmk2(廉価版)
 コンパイルハート … RPG … 3,990円





ルートダブル
 イエティ … SFサスペンスADV … 7,140円(限定版 = 9,240円)

ロリポップ チェーンソー  - pick up!-
 角川ゲームス … ハッピー・ゾンビエンターテインメント … 7,980円(プレミアムエディション = 7,980円)
 ※通常版はD指定(17才以上対象)、プレミアムエディションはZ指定(18才以上のみ対象)です

赤い刀 真(廉価版)
 ケイブ … シューティング … 2,940円





マル合格資格奪取!SPECIAL宅建試験
 メディアファイブ … 教育・データベース … 5,800円





ヘビーファイア ザ チョーズンフュー
 ハムスター … ガンシューティング … 4,980円

ゴン バクバクバクバクアドベンチャー
 バンダイナムコゲームス … バクバクアクション … 5,040円





バクダン★ハンダン
 アイディアファクトリー … ミステリー恋愛アドベンチャー … 6,090円(限定版 = 8,190円)

AKIBA’S TRIP PLUS(アキバズトリップ プラス)
 アクワイア … アクションアドベンチャー … 3,990円

ワールド・ネバーランド ~ナルル王国物語~
 アルティ … 架空生活体験シミュレーション … 3,990円

ビヨンド ザ フューチャー フィックス ザ タイム アロー
 5pb. … スペクタクル乙女ADV … 5,040円
 ※パッケージ版はすでに発売しています。

FIFA 12 ワールドクラス サッカー(廉価版)
 エレクトロニック・アーツ … スポーツ(サッカー) … 2,940円





ペルソナ4 ザ・ゴールデン  - pick up!-
 インデックス … RPG … 7,329円・5,980円

スーパーモンキーボール 特盛あそビ~タ!  - pick up!-
 セガ … アクションパズル … 5,040円・4,500円



■====== 注目タイトルをピックアップ! ======■





◆== pick up 1 = PS3&Xbox360『ロリポップ チェーンソー』 ==◆
※通常版はD指定(17才以上対象)、プレミアムエディションはZ指定(18才以上のみ対象)です

グラスホッパー・マニファクチュアの須田 剛一氏が新たに送る、完全新作のアクションゲームです。
ビューティフルなガール達がチェーンソーを振り回しながらゾンビを撃退していくという、もうこの一文だけでも異常なのが分かります(笑)
通常版とプレミアムエディションは同価格ですが、プレミアムエディションはより過激な内容に。お好みに合わせてどうぞ。


エロティックだけどグロテスク。相変わらずの須田ワールドっぷりですが、狙っている層は分かりやすいですね。基本的には海外メインという気がしますが、日本でもお色気系の好きなユーザーにはそれなりにアピールできそうです。
美少女を操作して、ゾンビ相手に思う存分暴れて気分爽快になりたい人には、いいんじゃないでしょうか?




◆== pick up 2 = PS Vita『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』 ==◆

2008年にプレイステーション2で発売された『ペルソナ4』のリメイク作品です。
新キャラクターや新イベントのほか、Wi-Fiもしくは3G回線によるインターネット接続で、他のプレイヤーを応援して支援能力を与えるといった協力もできるそうです。


ここ何作かシリーズのリメイク作品が続き、ようやくPS Vita版も出陣します。
日本はもとより、このシリーズ作品の人気が高い海外とかでは、多少ならずとも本体売上を牽引してくれるといいんですけどね。ま、私の周りにも楽しみにしている人がそれなりにいましたし、そういったシリーズファンにとって、携帯機として手軽に、しかしより楽しめるものになっていることを期待します。




◆== pick up 3 = PS Vita『スーパーモンキーボール 特盛あそビ~タ!』 ==◆

おサルさん入りボールをコロコロ転がしてゴールを目指す『スーパーモンキーボール』シリーズの最新作です。
1人でじっくりステージに挑むいつものプレイスタイルはそのままに、PS Vitaの機能を活かしたミニゲームは、目の前の人とのアドホック通信およびWi-Fi通信による通信プレイでも楽しめます。
また、写真撮影をして本体をシャカシャカ振ると、オリジナルステージを作成することも。振り具合によって難易度が変化するようですよ。


こちらも、日本より海外で人気を博しているシリーズ作品。少しでもいいので、PS Vitaでもその人気ぶりを発揮して欲しいものです。
私もずっと遊んできたシリーズ作品ですが、さすがにこのためだけにPS Vitaを購入するのは辛いところなので…ま、そのうちPS Vitaを買うことになれば、一緒に遊んじゃいたいと思っています。

この日に発売された昔のゲームソフト ~6月9日~




●= GC&PS2『キラー7』 =● ※Z指定タイトルです(18才以上のみ対象)


2005年の今日、発売されました。

多層人格を持つ殺し屋を操作して、狂ったテロリスト「笑う顔」と戦っていくアクションシューティングです。姿形も変わるので、”多重人格”ではなく”多層人格”と呼んでいるようです。
当時としては非常に特徴的な、トゥーンレンダリングのグラフィック。世界観も登場人物もストーリーもかなりクセが強く、監督を務めた須田 剛一氏のオリジナリティが強く表れた作品でした。
ちなみに、ゲームキューブで唯一のZ指定タイトルでもあります。


私も当時、発売日にGC版を購入してプレイしました。
それまでこんなタイプの作品に触れたことがなかったのですが、発表時、その特徴的なグラフィックに惹かれて興味を持ちましたね。個性はありますが、ゲーム性そのものは比較的遊びやすいほうだったと思います。
『ノーモア☆ヒーローズ』のような暴れられるバカゲーとは違い、ストイックに歩を進めていくシリアスなタイプです。見ようによってはシュールかもしれませんが、そういうダークな魅力がお好きな人は、今プレイしても古くは感じないと思いますよ。是非どうぞ。


最近取り上げたゲームソフト:
前回~6月7日 = DS『数陣タイセン』(2007年)
前々回~6月5日 = ファミコン『アテナ』(1987年)
前々前回~6月4日 = ファミコン『ディクダク』(1985年)