世界のゲーム機 売上集計 = 2011/11/13~11/19
※参照元 : VGChartz Network様
※前週比での増減が±5%以内の場合は「→」としています。
まず、1つお知らせです。
参照元はこれまで、日本・米国・EMEAA(欧州やその他地域)の集計データを公開していましたが、今回より、EMEAA→イギリスに変更されています。
変わらず集計はしていきますが、集計範囲が異なるので、これまでとはちょっと違う見解になるかと思います。
PS3とPSPの伸びが目立ちますね。これは、それぞれに本体の新色が発売されたことが大きいと思われます。PS3ではスカーレット・レッド、PSPではレッド/ブラックという新色が発売されました。
加えて、本体同梱版が発売されたPS3『二ノ国 白き聖灰の女王』も、少しは影響していると思われます。
一方、『スーパーマリオ 3Dランド』からはバシッと来るタイトルが発売されていない3DS。
徐々に落ち込んできていますが…まあ、やはり『マリオカート7』待ちですかね。
さすがに前週での伸びが恐ろしかったからか、PS3とXbox360の売上が落ちています。
しかし、これでも従来の平均的な売上よりは高いようです。
それもそのはず。この週も米国では、PS3やXbox360でそれなりに大型なタイトルが発売されています。
この週で最も大きかな売上だった新作は、PS3&Xbox360『アサシンクリード リベレーションズ』(注意!Z指定タイトル)。Xbox360版で約700,000本。PS3版で約403,000本売り上げています。
その他、Xbox360『Halo: Combat Evolved Anniversary』が約630,000本。PS3&Xbox360『セインツロウ:ザ サード』(注意!Z指定タイトル)がXbox360版で約343,000本。PS3版で約179,000本など、引き続き売上の大きいタイトルが発売されている様子が伺えます。
また、米国でもようやく3DS『スーパーマリオ 3Dランド』が発売。
初週売上は約293,000本で、日本よりちょっと少なめ。もちろん、3DS本体の売上をしっかり牽引しています。
米国の市場規模を考えると物足りないかもしれませんが、海外が据え置き型ゲーム機志向であることと、DSがこの週も8万台以上売り上げていることを考えると、日本と違って「まだDSでいいや~」と思っている人が相当多いのでしょうね。
それだけ、3DSにはまだまだソフトラインナップが必要だということです。それを真摯(しんし)に受け止めつつ、あとは着実にラインナップを増やしていくしかありませんね。
前述の通り集計元が変わりましたので、今回は、これまでのデータとの比較はいたしません。
イギリスのみに絞ったデータを見るのは初めてですが、全体的には、日本より市場規模が小さいような印象です。
ただし、ここもXbox360が強めの市場みたいですね。
PS3&Xbox360『アサシンクリード リベレーションズ』が、Xbox360版で約134,000本。PS3版で約97,000本。Xbox360『Halo: Combat Evolved Anniversary』が約53,000本といった記録が出ています。
また、こちらでも3DS『スーパーマリオ 3Dランド』が発売され、初週売上は約43,000本。
さらに、日本や米国に先駆けてWii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』が発売され、初週売上は約49,000本となっています。
こういうところを見ると、イギリスも据え置き型ゲーム機志向のようですね。なるほど。
◆== まとめの一言 ==◆
ここ数週間を見ていて、日本と海外の”活性化しているポイント”がだいぶ違うな~とは思います。
もちろ売れているゲーム機の違いが大きいでしょうが、それ以外にもあるような気がするんですよね。
日本は今年、どうしても3DSやPSVなど携帯ゲーム機に注目している傾向が高いからか、据え置き型ゲーム機で大きな成果を出しているタイトルが少ないと思います。
それだけ皆、据え置きより携帯!みたいな感じでこぞって注目しているのかもしれません。良くも悪くも。
そうはいっても、12月になればそれなりのタイトルが発売されますので…携帯ゲーム機ばかりではなく、若干とはいえ安定してきた据え置き型ゲーム機のほうへの注力も忘れないでいただきたいように思います。
ま、殆どのメーカーからしたら「それどころじゃねえよ!」というのが本音なんでしょうけど(苦笑)
先々週のデータ : 2011/11/06~11/12
※前週比での増減が±5%以内の場合は「→」としています。
まず、1つお知らせです。
参照元はこれまで、日本・米国・EMEAA(欧州やその他地域)の集計データを公開していましたが、今回より、EMEAA→イギリスに変更されています。
変わらず集計はしていきますが、集計範囲が異なるので、これまでとはちょっと違う見解になるかと思います。
| ◆== 日本 ==◆ | ||||
| ゲーム機 | 週間売上(台) | 前週比(台) | 合計売上(台) | |
| DS | 2,641 | +484 | ↑ | 32,936,955 | 
| 3DS | 89,878 | -10,904 | ↓ | 2,548,876 | 
| PSP | 39,898 | +16,957 | ↑ | 18,257,435 | 
| Wii | 12,845 | +417 | → | 11,935,046 | 
| PS3 | 40,940 | +18,155 | ↑ | 7,338,041 | 
| Xbox360 | 1,799 | +369 | ↑ | 1,542,110 | 
PS3とPSPの伸びが目立ちますね。これは、それぞれに本体の新色が発売されたことが大きいと思われます。PS3ではスカーレット・レッド、PSPではレッド/ブラックという新色が発売されました。
加えて、本体同梱版が発売されたPS3『二ノ国 白き聖灰の女王』も、少しは影響していると思われます。
一方、『スーパーマリオ 3Dランド』からはバシッと来るタイトルが発売されていない3DS。
徐々に落ち込んできていますが…まあ、やはり『マリオカート7』待ちですかね。
| ◆== 米国 ==◆ | ||||
| ゲーム機 | 週間売上(台) | 前週比(台) | 合計売上(台) | |
| DS | 87,094 | +24,069 | ↑ | 49,443,163 | 
| 3DS | 190,607 | +52,329 | ↑ | 2,267,489 | 
| PSP | 31,513 | +3,732 | ↑ | 19,073,953 | 
| Wii | 158,194 | +17,993 | ↑ | 36,788,887 | 
| PS3 | 110,850 | -32,087 | ↓ | 18,279,038 | 
| Xbox360 | 220,858 | -103,188 | ↓ | 29,830,486 | 
さすがに前週での伸びが恐ろしかったからか、PS3とXbox360の売上が落ちています。
しかし、これでも従来の平均的な売上よりは高いようです。
それもそのはず。この週も米国では、PS3やXbox360でそれなりに大型なタイトルが発売されています。
この週で最も大きかな売上だった新作は、PS3&Xbox360『アサシンクリード リベレーションズ』(注意!Z指定タイトル)。Xbox360版で約700,000本。PS3版で約403,000本売り上げています。
その他、Xbox360『Halo: Combat Evolved Anniversary』が約630,000本。PS3&Xbox360『セインツロウ:ザ サード』(注意!Z指定タイトル)がXbox360版で約343,000本。PS3版で約179,000本など、引き続き売上の大きいタイトルが発売されている様子が伺えます。
また、米国でもようやく3DS『スーパーマリオ 3Dランド』が発売。
初週売上は約293,000本で、日本よりちょっと少なめ。もちろん、3DS本体の売上をしっかり牽引しています。
米国の市場規模を考えると物足りないかもしれませんが、海外が据え置き型ゲーム機志向であることと、DSがこの週も8万台以上売り上げていることを考えると、日本と違って「まだDSでいいや~」と思っている人が相当多いのでしょうね。
それだけ、3DSにはまだまだソフトラインナップが必要だということです。それを真摯(しんし)に受け止めつつ、あとは着実にラインナップを増やしていくしかありませんね。
| ◆== UK(イギリス) ==◆ | ||||
| ゲーム機 | 週間売上(台) | 前週比(台) | 合計売上(台) | |
| DS | 17,138 | - | 12,757,731 | |
| 3DS | 40,720 | - | 579,138 | |
| PSP | 8,673 | - | 4,295,559 | |
| Wii | 25,688 | - | 8,152,632 | |
| PS3 | 23,164 | - | 4,418,314 | |
| Xbox360 | 55,431 | - | 7,020,142 | |
前述の通り集計元が変わりましたので、今回は、これまでのデータとの比較はいたしません。
イギリスのみに絞ったデータを見るのは初めてですが、全体的には、日本より市場規模が小さいような印象です。
ただし、ここもXbox360が強めの市場みたいですね。
PS3&Xbox360『アサシンクリード リベレーションズ』が、Xbox360版で約134,000本。PS3版で約97,000本。Xbox360『Halo: Combat Evolved Anniversary』が約53,000本といった記録が出ています。
また、こちらでも3DS『スーパーマリオ 3Dランド』が発売され、初週売上は約43,000本。
さらに、日本や米国に先駆けてWii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』が発売され、初週売上は約49,000本となっています。
こういうところを見ると、イギリスも据え置き型ゲーム機志向のようですね。なるほど。
◆== まとめの一言 ==◆
ここ数週間を見ていて、日本と海外の”活性化しているポイント”がだいぶ違うな~とは思います。
もちろ売れているゲーム機の違いが大きいでしょうが、それ以外にもあるような気がするんですよね。
日本は今年、どうしても3DSやPSVなど携帯ゲーム機に注目している傾向が高いからか、据え置き型ゲーム機で大きな成果を出しているタイトルが少ないと思います。
それだけ皆、据え置きより携帯!みたいな感じでこぞって注目しているのかもしれません。良くも悪くも。
そうはいっても、12月になればそれなりのタイトルが発売されますので…携帯ゲーム機ばかりではなく、若干とはいえ安定してきた据え置き型ゲーム機のほうへの注力も忘れないでいただきたいように思います。
ま、殆どのメーカーからしたら「それどころじゃねえよ!」というのが本音なんでしょうけど(苦笑)
先々週のデータ : 2011/11/06~11/12