Xbox360『ヘイロー:コンバット エボルヴ アニバーサリー』 ファーストインプレッション
『Halo: Combat Evolved Anniversary(ヘイロー コンバット エボルヴ アニバーサリー)』
対応ゲーム機 : Xbox360
発売日 : 2011/11/17
希望小売価格 : 3,990円(税込)
ジャンル : シューティング
プレイ人数 : 1~16人(ローカルでは2人まで)
通信機能 : インターネット通信プレイ対応(ボイスチャット対応)
CERO : D(17才以上対象)
備考 : 3D立体視対応・kinect(キネクト)対応
◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 3,390円(新品)
プレイ内容 :
├→ キャンペーンを1人で6時間ほどプレイ(難易度:ビギナー)
├→ キャンペーンを友人と2人で1時間ほどプレイ(難易度:ノーマル)
├→ オンラインで2回ほど対戦プレイ
└→ ファイアファイトというモードも1人で1回だけプレイ
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●= 概要 =●
シリーズ10周年記念作品として発売された、初代『Halo』のリメイク作品です。
現代のグラフィックエンジンで作り直され、もちろんXbox Liveによるインターネット通信でのマルチプレイも。Xbox360ではまだ数少ない、3D立体視対応のタイトルでもあります。
今回、1回目のインプレッションとなります。シリーズ作品は、ほぼ未経験です。
とりあえず、一通りのモードをプレイしました。3D立体視やキネクトは利用していません。
◆== キャンペーンモード ==◆
物語に沿って進んでいきます。内容や操作は(たぶん)原作と同じですが、グラフィックが作り直されています。
原作のままのグラフィックも収録されており、BACKボタン(PS3でいうSELECTボタン)を押すことで、いつでも切り替わります。
エネルギーとライフの2種類があり、ダメージを受けるとエネルギーが減少。
エネルギーが0の状態でダメージを受けるとライフが減少。ライフが0になると、死亡となります。
エネルギーは、一定時間ダメージを受けずにいれば、自動で回復します。危なくなったら、迷わず逃げましょう。

◆== マルチプレイモード ==◆
今作のマルチプレイモードは(たぶん)『Halo:Reach』を基準にしたものとなっています。
5種類のルールがあります。
基本は4vs4もしくは8vs8のチーム戦となっており、相手を倒した回数が一定に達すると勝ちになる対戦プレイや、仲間と協力して敵を倒し続けるルールなどがあります。
正直、まだあまり具体的にプレイしていないので、今回の紹介はこれくらいで(笑)
◆== Halo WAYPOINT(ヘイロー ウェイポイント) ==◆
これまでの『Halo』シリーズの名場面や開発者インタビュー、記念的に作成されたムービーや、キャラクター・武器・種族などあらゆる分野を紹介したムービーなど、色々なコンテンツがたっぷりと収録されているモードです。
実績の核にニャフレンドの管理はここでもできる他、フレンドとの記録の比較なんかもできるようです。
なお、このモードを利用するにはダウンロードが必要となります。タイトル画面からモードを選択すると、自動でダウンロードが始まります。(容量:236MB)
そして、このコンテンツはこの作品専用というわけではなく、普通に無料のダウンロード専用タイトルとしても存在します。
■== partygameの評価 ==■ … 84点(100点満点)
何となく”古さ”を感じるところはありますが、基本的には面白いです
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
||== ○ グラフィックの切り替えについて ==||
違いが分かるのがいいですね。しかも、切り替わるのに時間はそんなにかからない(2~3秒)ですし、倒した敵などもそのままの位置で変化。
個人的に、このグラフィックの切り替えは、3DSで3Dボリュームをグリグリ動かしたくなるような感覚にちょっと近いと思いました。
贅沢を言うなら、デモが流れている間も切り替えられて欲しかったかな~。
||== ○ ロードはほぼ無し ==||
基本、1つのミッションが終わったら読み込みが入るくらいです。
移動途中にほんのちょっとロードが入ることもありますが、あれくらいのロード時間で済むなら、たいしたものです。ほぼシームレスといった感じです。
||== △ 同じようなマップの連続 ==||
最初のほうはまだそれなりに変化がありますが、1つの施設に侵入するようなミッションでは、同じような形の部屋が何度も出てくることが多いです。見た目にも飽きますし、マップなんてありませんので、迷うこともしばしばあります。
床にさりげなく矢印があるなど配慮はされていますが、それでも迷う時は迷います(笑)
||== △ 音声が小さい? ==||
全体的に音声が小さくて、正直、あまり聞き取れません。
デモムービーの場合は、しばらく後に”字幕”を表示できることに気づきましたが、プレイ中の音声には字幕が出ないようなので、銃声が鳴り響いているなか小声で喋られてもな~とは思いました。
||== △ マルチプレイモードについて ==||
『Halo:Reach』を基準にしているからか、表示物がキャンペーンモードと違います。
デザインが違うのは別にいいとしましても、表示している位置が違うのはちょっと混乱しました。
また、キャンペーンモードにおいてのLBボタンは「ライトのON/OFF」でしかありませんが、こちらではスーツに装備した能力を使用するという感じで、そこに対しての説明も皆無でした。「もちろん知ってるよね?」という作りです。
記念作品ということで、私みたいにこの作品がシリーズ初めてという人は少ないでしょうから、別にいいんですけど…初めてマルチプレイモードを遊んだ時に、皆が一斉に空を飛んでいったので、何事かと思いました(笑)
ただ、特にボイスチャットを利用することを考えなければ、思ったより抵抗は少なかったです。
もちろん、周りは”手だれ”ばかりですので私は足を引っ張りまくりですが、全てのルールがチーム戦となっており、称号などに応じてチーム分けをされるので、実は概ねいい勝負になることが多いです。
あとは、下手なりにも相手チームを1~2体だけでも倒せれば、嬉しいものです。まあ、そこが醍醐味ですからね。
◆== まとめ ==◆
あまり親切ではないあたり”昔っぽさ”を感じましたが、良くも悪くも基本的な作りは従来のFPSといった感じで、完成度は充分です。
さすがに当時、一世を風靡(ふうび)しただけのことはあると思いました。
単純な話、この価格でこれだけ楽しめれば充分満足できるハズです。
グラフィックも全て作り直されているので、懐かしみつつ昔との違いも感じられるという意味では、原作経験者にも楽しんでいただけるように思います。
原作未経験者はどうか?といいますと、良くも悪くも”安定した普通のFPS”という風に見えるかな、と。昨今のFPSと比べるとあまり親切ではないぶん、FPS入門用としてはちょっと敷居が高いかも?とは思いました。
そのワリには、FPSほぼ未経験な友人は、私より上手かったですが。私が無鉄砲すぎるだけか(笑)
シナリオクリアして、マルチプレイをもう少し楽しんだら、セカンドインプレッションを書く予定です。
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万人向け ← ○○○○○○○○●○ → 熟練者向け
まあ、いわゆるFPSの典型を築いた作品みたいなものなので、
敷居は高いほうだと思います。
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手軽に ← ○○○○●○○○○○ → じっくり
1つのミッションで30分前後。マルチプレイモードだと10分前後。
いつでもセーブして終了はできるので、サクッとプレイもできることはできます。
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思考タイプ ← ○○○○○○○○○● → 感覚タイプ
基本的には一本道なので、頭を使うようなところは無いと思います。
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爽快感重視 ← ○○○○○●○○○○ → 達成感重視
敵を一掃する爽快感を。強敵を打ち倒す達成感を。
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