マツコの手作りポストカードには度肝を抜かれた。
パボなヌナって・・・
日本語で書けよ。
韓国語で書くなら全部韓国語にしろよ。
なんだよ、チングって。
本当に気持ち悪い。
もう、憂鬱で仕方なかった。
ルーはマツコと一緒に来た仲間と話をしていた。
妄想小説の中で使われている言葉で話してるので私にはわからなかった。
すごく孤独だった。
そしてマツコと一緒に来たその仲間たち・・・明らかに・・・
私達より年上に見えた。
そして・・・・
旦那には相手にされず、子育てに終われ、つまらない日常を過ごして
いたんだろうなと思ってしまうような生活感がにじみ出ていた。
そしてこの人達もそんな日常から逃げるように
東方神起にハマっていったのだろう。
そして、東方神起にハマってからの毎日は随分と変わっただろう。
毎日笑顔でいられるようになり、楽しくて幸せで、メンバーと恋してる妄想を
膨らませ、新しい友達が出来たと喜び、周りに迷惑をかけていることにも
気づかず東方神起を悪くいうと噛み付く。
年増の女達の目がギラギラしていた。
なんか怖かった・・・
以前ルーが教えてくれたトンペンヲタのブログを書いている人もそこにいた。
明らかにシミだらけのおばさんだった。
想像していた人達と全く真逆だったのでだんだんと焦ってきた。
私は勝手な想像をしていたのだ。
東方神起のファンは若くておしゃれで可愛くて、一緒の空間にいるだけで
楽しくなってしまうような人が多いんだと思っていた。
現実はブスでダサくて年増で周りからみて「キモい集団」
もちろん自分も含めて。
ショックだった。
そのキモい集団は周りの迷惑も考えずギャーギャー騒いでいた。
他の若い子達がジロジロとこちらを見ている。
一人のおばさんが声をあげた。
「見てんじゃねーよ!!!!」
えっ?何キレてるの?
うるさいから見られていることにすら気づいていない。
そして多分、あの若い子達は
「超キモいおばさん集団がいる」と思っていただろう・・・
そして、マツコは電話で自分の母親と話をしていた。
「あ~オンマ~うん。今チングとライブきてるの~」
どすの聞いた大きな声で話している。
なんでわざわざ「オンマ」というわけ??
この時は全く想像しなかったけど、今になって思う。
在日だったのではないかと。
そして、このキモい集団との別れの最後に・・・・・
一人のおばさんが言い出した。
「写真撮ろうよ~~」
マジで!!!!!!?????? いいよ・・・もう帰りたい・・・
次の瞬間私はマツコに釘付けだった。