計画としてはルーはユチョンの家に行きたい、ジュンスのピザ屋と
化粧品屋に行きたい、ユチョンの化粧品屋とアイスクリーム屋に
行きたい。
私は前に失敗したのでボッタクリエステではなく
本場の韓国エステに行きたい、そのひとつだけ。
モヤモヤした気分でいたが、せっかく来たんだから楽しまないと
と思い、そのことで一生懸命だった。
でも、こういうモヤモヤした気分では心から楽しめないことを
実感していた。
ホテルに着いて、部屋に入る。
カーテンを開ける。
びっくりした…
写真で何度も見せられたユチョンの家が見えた。
名前は忘れたけど、ユチョンが買っている犬がベランダを
ちょろちょろ走っていた。
ルーは泣き出した。
「よかった~本当に嬉しいよ~これは
本当に運命だわ!ありえなくない??こんな偶然!いや!
必然だよ!これは!」
私も素直に嬉しかった。
それはルーが一生懸命探していたユチョンの家が見つかったことで
楽しいはずの韓国旅行で無駄な時間を使わなくて済むからね…
でもね、結局はユチョンの家に張り付くハメになるんだよね…