本日買ったテレビで一番最初に見たのは、NHKの

「インドの衝撃」。

インドがIT産業を機軸に大きく伸びてきているさまを

ビジネス、教育の面から焦点当てていた。

インドの14歳から18歳までの学校進学率は32%、

大学生になると7%となっているけど、

インドの人口構成図 を見てみると、

20~24歳が男5000万と女4000万で合計約9000万、

4年間で

そのうちの7%なら630万人が大学に行っていることになる。

ちなみに日本 は男800万の女400万、

大学進学率 は男51.1%、女48.7%なので50%として、

600万人、現時点で人数がほぼ同じである。


ただ、今回の映像であったのは年収5万円の農村、高校まで片道2時間、

電気ガスもない村からIIT(インド工科大学。日本の東京工業大学と同じようなもの)

目指して頑張っている学生にスポットを当てられていた。

私塾の特待生で寮なども提供してもらっているようだけど、

そういった切迫した状況の人間が、村の皆からの期待を受けて

さらに先を目指す、そういうシチュエーションが国の政策としてさらに進めていくことに

なるだろうと思うと、今の先進国は必ず負けることになるだろう、と思う。


その私塾の特待生以外のコースもあるが、

吹きさらしの屋根だけある場所で画面一面にところ狭しと

座って授業を受ける、そんなに裕福でない家の学生達。年間1万5千円。

教育、その後の生活に対する期待が見える。


教育普及し、大学出る人間もさらに増えていき、そこの人間に向学心あふれる

人がさらに増えてくる。

賃金はそれでも先進国より安い。日本が抜かされないはずがない。

抜かされることには問題がないが、

日本独自の国力の問題+仕事量の問題(インドや中国が日本ビジネスの経験つけて、

どんどん売り込んでくることで日本全体としての販売力が衰えてくる)は年が進むほど

クローズアップされることと思われる。




インドのアウトソーシングなどで有名な大企業インフォシスは去年1年で2万1千人の採用をしたという。

2週間に1度は入社式を行う。

完全に規模が違う。

自分の会社は成長企業とは言われるが、年間100人から150人。まだまだ日本国内企業。

会社の規模が異なるとはいえ、成長度合いはまったく異なっている。

けっこうくやしい。